2025.07.25

CARS

実は入れっぱなしは危険だった?!夏はETCカードの取り扱いにも注意

長期休暇や連休に気を付けるべき意外なトラブルとは

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高速道路や有料道路を利用して外出することが増える長期休暇のシーズンに気をつけたいことは、交通事故やクルマの故障だけではない。ETCカードおよびETC車載器の不具合にも注意が必要だ。今回は、ETCカードを取り扱う際の注意点やETCのゲートが開かない原因などを解説する。

ETCカードは暑さや寒さなどの温度変化で変形するおそれがある

夏休み・お盆休みを利用して外出したり、年末年始やGWなど、長期休暇のシーズンは、高速道路をはじめETCカードを利用して有料道路を通行する機会が増える。このようなシーズンは交通事故や車両故障がニュースになることが多い。しかし、交通事故や車両故障と同じように気をつけたいことがある。それは、ETCカードおよびETC車載器の不具合だ。

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NEXCOによると、ETCカードを車載器に挿入したままにしておくと、室内温度の影響で変形したり劣化が早まったりすることがあるとのことだ。また、NEXCOから聞いた話によると、カードの不具合でETCのゲートが開かなくなる事例があるという。

このようなことからも、ETCカードは必要なときに挿入し、利用しないときは抜いておくほうがよいといえるだろう。

ETCレーンのゲートが開かない原因はカードだけではない

先述したとおり、ETCカードが変形したり劣化したりすると、カードを読み込めなくなるため、ETCのゲートが開かなくなることがある。

そのほかにも、ICチップの汚れ、ETC車載器の劣化、ETCレーンと通信するアンテナの不具合などによって、ETCレーンが開かなくなることがある。また、路面の凹凸によってカードと機器の接触が断絶されることも稀に起きるようだ。



そのため、ETCカードを利用して高速道路などの有料道路を通行する際は、出発前にカードが正しく認証されているか確認することが重要といえる。さらに、ETCレーンを通過する直前に、カードが認識されているかランプやモニターで確かめておくと安心だ。

ETCレーンを通過できなかったり、それにともなう追突事故を防止したりするためにも、車載器にカードを挿入したときは、正しく認証されているか、不具合が起きていないか確かめるクセを付けておくとよいだろう。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)

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