2025.07.03

CARS

背筋が寒くなるほどの瞬発力! V12搭載のアストンマーティンの旗艦、ヴァンキッシュに試乗

アストンマーティン・ヴァンキッシュ。最高出力は835ps/6500rpm、最大トルクは1000Nm/2500-5000rpm。

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顔つきやシルエットは基本的にアストンマーティンの伝統を受け継ぎつつ新しさも得たヴァンキッシュ。めまぐるしく天候の変わる春の日にともに過ごしたエンジン編集部のウエダは何を感じたのか。

アストンマーティンの三代目ヴァンキッシュは、フェラーリの12チリンドリ、ランボルギーニのレヴエルトと同様、V12エンジンを搭載する、いわば彼らの旗艦車種だ。



アストンとV12の関わりはフォード由来の自然吸気5.9リッターにはじまり、その後自社製ターボ過給5.2リッターへと引き継がれている。しかし、なにしろV12を載せる車種が多かった。DB7、ヴァンキッシュ、DB9と11にヴァンテージ、そしてDBSとDBSスーパーレッジェーラ……。一時はV12だらけで、当然モデル毎の独自性は非常に薄かった。



しかしアストンはラインナップを再構築。835ps/1000Nmと、かつて旗印だったDBS系最終の770アルティメット比で65ps/100Nmも引き上げられた最新のV12は、現行モデル中、ヴァンキッシュだけのとっておきである。

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