2025.08.08

CARS

モデリスタのコンプリート・カーは逆転の発想! トヨタ・シエンタに充実の装備と車中泊もできる可能性を広げる新モデルを投入

トヨタ・シエンタが実のある改良と気になるコンプリート・カーが登場。

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トヨタがシエンタを一部改良するとともに、モデリスタと共同開発したコンプリート・カーの「JUNO」を設定した。

注目はアダプティブ・クルコンとコンプリート・カー!


今回は新装備の追加や安全装備の拡充、またメーカー・オプションの人気アイテムの標準装備化が図られた。



新たな装備としては、電動パーキング・ブレーキとブレーキ・ホールド機能を全グレードに標準装備。



ブレーキ・ホールド機能は、オンのままパワーを切った場合、次回運転開始時にオンの設定が維持される機能を、トヨタ・ブランドでは初採用した。



先行車が停止した場合は自車も停止する停止保持機能も備える全車速追従機能付レーダー・クルーズ・コントロールや、運転継続の困難を検知した際に警告と車両操作を行うドライバー異常時対応システムも全車標準装備。さらに、これも標準装備のプロアクティブ・ドライビング・アシストには、車線内走行時の常時操舵支援機能が追加された。

装備面では、全車でオートエアコンが、Xを除く各グレードでETC2.0と前後ドライブ・レコーダーが、それぞれ標準化されている。

価格は207万7900円〜332万2000円。

レジャーにもワークスペースにも使える!


モデリスタと共同開発したコンプリート・カーの「JUNO」は、ハイブリッドZがベースで、FFと4WDを設定。



リア・シートや、後席フロアと荷室のカーペットを取り外し、家具モジュール取付構造を専用のトリムとフロアを取り付けた。



家具モジュールはベース・モジュール/ベース・モジュール・ラージ/クッション・モジュール/サイド・テーブル/ワーク・テーブルの5種類で、ディーラー・オプションとして単品で購入できる。









また、それらをワーク・スペースや車中泊など目的に応じて組み合わせた4種の架装メーカー・パッケージ・オプションの、チル/リフレッシュ/フォーカス/コンフォートを選択することも可能だ。

なお、2座仕様に変更するため、4ナンバーの持ち込み登録となり、後席を装備する仕様への改修はできない。また、荷室部分の利用は駐車時のみで、走行中の乗車は法令で禁止されている。

最近ニーズが高まっているバン・ベースのレジャー用車両に相当する仕様を、乗用モデルのモディファイで実現した、逆転の発想ともいえるモデルだ。

価格は365万4200円〜385万2200円。家具モジュールのセットは、16万5000円〜33万円。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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