2025.08.20

CARS

ルーフ・バスケットも付いたアウトドア風テイスト ヒョンデの小型BEV「インスター・クロス」が登場

ヒョンデ・インスターの新グレードが登場!

全ての画像を見る
ヒョンデのコンパクト電気自動車、インスターに、アウトドア・テイストを付加した新たなグレード“クロス”が設定された。

V2L機能もあるから車中泊やキャンプ・シーンで電源だって使える!


インスター・クロスの車体サイズは3845×1610×1715mm、ホイールベースは2580mm。



前後に大型ガードを備える専用バンパーの採用で、スタンダードなインスターに対して全長が15mm伸びている。





最低地上高は145mmのまま、全高が100mm拡大されているのは、大型ルーフ・バスケットによるもの。オフローダー的なルックスに仕立てただけでなく、280リットルの荷室には収まりきらない、アウトドア・レジャーなどで必要とされる大きな荷物の積載も可能とした。

タイヤ・サイズは、上級グレードの“ラウンジ”と同じ205/45R17だが、ホイールはタフさを感じさせる専用デザインとなる。ボディ・カラーは5色展開で、そのうちアマゾナス・グリーン・マット/ダスク・ブルー・マット/アンブリーチド・アイボリーの3色は“クロス”の専用カラーだ。



インテリアは、標準設定のブラック・モノトーンに加え、一部のボディ・カラーにはダーク・グレー・ライト・カーキを組み合わせることが可能。グレーとカーキのコンビネーション・シートを備え、ライム・イエローのアクセントを効かせたクロス専用のパターンとなる。

駆動方式は前輪駆動で、最高出力は115ps、最大トルクは147Nm。バッテリー容量は49kWhで、航続距離はWLTCモードで393kmと、同じパワートレインの他グレードより65km短い。これはラウンジより10kg増加した1410kgの車両重量より、大型ルーフ・バスケットの生む空気抵抗の影響が大きそうだ。

本格販売の開始は9月10日で、先行予約を受け付け中。また、秋の行楽シーズンに間に合うよう、早期納車可能な25台を先着順で販売する。外装/内装の組み合わせと設定台数の内訳は、トムボーイ・カーキ/ダーク・グレー・ライト・カーキが15台、アンブリーチド・アイボリー/ブラック・モノトーンが10台だ。

価格は372万9000円。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement