2025.09.19

CARS

100%電気自動車の新型エクリプスクロスが9月18日に発表!ルノーグループ・日産・三菱のBEVはアンペア・ドゥエー工場で生産

電気自動車となった新型エクリプスクロス2025年後半に欧州で発売!

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三菱のCEO加藤隆雄氏と日産のCEOイヴァン・エスピノーサ氏は、初めてルノーグループが2023年11月に設立した電気自動車とソフトウェアの開発を専門とする新会社アンペア・ドゥエー工場を訪れ、電気自動車事業のプロジェクトを推進する方針を固めた。また、9月18日に発表された、三菱の新型エクリプスクロス(100%BEV)もドゥエー工場で生産される。

新型エクリプスクロスは100%電気自動車になって登場する!

9月18日に発表された三菱「エクリプスクロス」は、三菱自動車が欧州市場向けに初めて投入するBEVのSUVであり、フランスで生産される初の三菱車だ。

CセグメントSUVの電気自動車(BEV)である新型エクリプスクロスは、2025年後半から順次デリバリーが開始される予定となっている。

新型エクリプスクロスのティザー画像

三菱が欧州でBEVを発売するのは、2010年に大手メーカーとして初めて量産されたBEV(i-MiEVおよび同車をベースとしたOEM)以来だ。

三菱車や日産車などを生産するアンペアのドゥエー工場とは?

新型エクリプスクロスが生産されるアンペア・ドゥエー工場では、AmpR Small(A/Bセグメント)とAmpR Medium(Cセグメント)の2つのモジュール式プラットフォームを使い、さまざまなブランドのクルマ、例えば日産 マイクラなど、ルノーグループ・日産・三菱のBEVを製造している。

新型エクリプスクロスのティザー画像

同工場で生産されるモデルは、以下の4ブランド6モデルだ。

・ルノー:ガーヌ E-Tech(2022年)、セニック E-Tech Electric(2024年)、R5 E-Tech Electric(2024年)
・アルピーヌ:A290(2024年)
・日産:マイクラEV(2025年)
・三菱:エクリプスクロスBEV(2025年)
※すべて100%電気自動車

新型エクリプスクロスはどんなデザインで登場する?

エクリプスクロスは、三菱自動車ヨーロッパデザインの監修のもと開発された未来的なEVデザインが特徴だ。なお、三菱自動車を象徴する「ダイナミックシールド」のフロントフェイスは引き続き採用される。

新型エクリプスクロスのティザー画像

搭載されるバッテリーは、長距離バージョンと中距離バージョンの2種類。長距離バッテリー搭載モデルは2025年第4四半期に発売され、中距離バッテリー搭載モデルは2026年に発売される予定だ。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)

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