2025.09.22

CARS

【ホンダ「RS」シリーズとは?】ヴェゼル e:HEV RS先行情報の公開と予約が開始

2025年10月に発売予定のされるヴェセル e:HEV RSの先行情報が公開された。

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ホンダは2025年10月に「VEZEL(ヴェゼル)」に追加する予定の新グレード「ヴェゼル e:HEV RS」に関する情報をホームページで先行公開した。また、9月18日から先行予約の受付も開始している。この記事では、新たに追加されるヴェゼルRSグレードがどのようなモデルなのか解説するとともに、ホンダ「RS」シリーズの特徴についても紹介する。

機械式立体駐車場に入れられるサイズのスポーティグレード「ヴェゼル e:HEV RS」

2025年10月に発売を予定しているヴェゼル e:HEV RSは、グランドコンセプトを「URBAN SPORT VEZEL(アーバン・スポーツ・ヴェゼル)」とし、デザインと走りを磨き、スポーティさを追求したグレードだ。

ヴェゼル e:HEV RS

エクステリアは、専用のフロントグリル、RSエンブレム、フロント・リアバンパーモールディングなどを採用することで、ワイド&ローのスタイリングとしている。インテリアは、黒を基調として赤のアクセントを随所に採用。シートは、ラックススエードを使用した専用のコンビシートを装備する。

ヴェゼル e:HEV RS

走行性能は、e:HEV RS専用のローダウンサスペンションの採用や電動パワーステアリングの専用チュ-ニングにより、走る愉しさを追求している。また、ローダウンサスペンションを採用することで全高が1545mmに抑えられ、都市部などに多い機械式立体駐車場に入庫できるようになっているのもポイントだ。

ヴェゼル e:HEV RS(専用サスペンション)

加えて、先代ヴェゼル RSになかった4WDを初めて設定。より多くのユーザーがスポーティな走りを楽しめるようになった。

コンパクトSUVを検討している人の中には、機械式立体駐車場に入れられないためにあきらめていたという方も少なくないはずだ。今回新たに追加されるヴェゼル e:HEV RSは、機械式立体駐車場を契約しているユーザーにも朗報と言えるだろう。

「RS」シリーズは走りにこだわるホンダらしさを感じられる楽しいクルマ

先行情報が公開されたヴェゼル e:HEV RSのほかに、ホンダでは「フィット」や「シビック」などで「RS」グレードを展開している。

シビックRS

これら「RS」グレードでは、ブラックの専用エクステリアやインテリア、スポーティな走りを楽しめる専用サスペンション、赤の「RS」エンブレムなどが装備されることが特徴だ。

ヴェゼル e:HEV RS(RSエンブレム)

また、ヴェゼルやフィットなどに搭載されるホンダのハイブリッド「e:HEV」は、モーターが得意とする低・中速ではシリーズ方式(エンジンで発電してモーターで走るハイブリッド)で走り、エンジンが得意とする高速クルージング時はパラレル方式(エンジンが主体でモーターがアシストするハイブリッド)走行するシステムだ。

ホンダのハイブリッド「e:HEV」

シリーズ方式とパラレル方式のいいとこ取りをしたホンダならではのハイブリッドシステム「e:HEV」は、心地の良い加速が楽しめるホンダらしい走りが楽しめるパワートレイン。そのため、スポーティなチューニングがされた「RS」との相性も良い。

ホンダ「RS」シリーズは、“走りのホンダ”らしい適度なスポーツドライビングを楽しめるグレードとなっているため、「運転が楽しいクルマがほしいけど、日常使いの快適性も犠牲にしたくない!」というユーザーにおすすめだ。

10月に発売されるヴェゼル e:HEV RSの発売が待ち遠しい。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)
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