2025.09.21

CARS

納車待ちのお供にいかが? ケータハムの純正ドライビング・シミュレーターが登場

手作りゆえに長い納車待ちもこれがあれば待てるかも?

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ケータハムが、レーシング・シミュレーターを開発する英国のFPZEROシミュレーターズと提携。

セブンの走りを見事なまでに再現する!


FPZEROのシミュレーターは、ドライビングを正確かつ精密に再現するプロ・グレードの本格派。プロフェッショナル・ドライバー向けのトレーニング用のみならず、発展著しいヴァーチャルなモータースポーツへの入口としても使用されている。

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今回のパートナーシップで開発された「ケータハム・クラブスポーツ・シミュレーター」も、セブンのエキサイティングな走りを忠実に再現するものだ。



この「ケータハム・クラブスポーツ・シミュレーター」の筐体には、イタリア、モモ製のステアリング・ホイールやティレットのカーボン・シート、ケータハムのシフト・レバーを装備することも可能。自宅やガレージ、オフィスで、セブンのリアルなドライビングを体験できる。

今後は、このシミュレーターを用いたヴァーチャルなレースなど、ケータハム・モータースポーツのイベントも検討されているという。



ケータハムはさらに、FPZEROの技術を自社の開発にも役立てようとしている。





運動性能のテストや最適化に活用するが、その中には2026年シーズンのケータハム・アカデミー用車両に積む新エンジンも含まれる。

これは従来のフォード製シグマ・ユニットに代わる、4気筒でルノー/日産/メルセデス・ベンツ由来のHR13ユニットで、ホース・パワートレイン(ルノー、ジーリー、アラムコの合弁会社)のによるものだ。

日本では、スズキ由来の軽自動車用エンジンを搭載したケータハム・セブン170RがK4-GPに参戦しているほか、2026年にはワンメイク・レース開催も検討されており、参戦を考えているならトレーニング用のシミュレーターは是非とも欲しいところ。また、納車待ちが長引いている近未来のユーザーも、かなり興味をそそられるのではないだろうか。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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