ダイハツは、軽オープンスポーツカー「COPEN（コペン）」の現行モデルの生産を2026年8月末で終了すると発表した。これに伴い、支えてきたユーザーへの感謝とコペンファンとの絆を未来につなげ続ける決意を込めたスペシャルイベントを2026年4月以降全国で開催する。
ユーザーが楽しめるオープンスポーツカー「コペン」とは？
「コペン」は、2002年に誰もが気軽に楽しめる本格的オープンスポーツカー、“持つ悦び”と“操る楽しさ”を感じられるクルマとして発売。初代コペン発売当時は、軽自動車初の電動開閉式ルーフ“アクティブトップ”を採用したモデルとして注目された。
2014年に発売された2代目コペンは、「感動の走行性能」と「自分らしさを表現できるクルマ」として、新骨格構造「D-Frame」により、感動の操縦安定性と乗り心地を実現。軽オープンスポーツならではの爽快感と安定感のある走り、バリエーション豊かなデザイン、好みの仕様に変更できるカスタマイズなどにより、幅広いユーザーから支持された。
2019年には、TOYOTA GAZOO Racingがモータースポーツ活動を通じて培ってきた知見を共有し、ダイハツが開発を行った「GRコペン」を発売。トヨタが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初の2シーターの軽オープンスポーツカーとして話題となった。
次期モデルが発売される可能性を示唆？今後の情報に注目！
2代目（現行）コペンの生産終了に伴い、2026年4月から開催されるスペシャルイベントは、コペンにゆかりのある地域などで開催される予定だ。
なお、イベント詳細については、特設サイトにて順次公表される。どのようなイベントが開催されるのか今から楽しみだ。
また、軽自動車唯一となったオープンスポーツカーの生産は、2026年8月で一旦終了するが、ダイハツは「再びコペンを世の中に送り出せるよう、様々なスタディを続けております。これからも、ダイハツはコペンで培ったモノづくりの精神や技術を受け継ぎ、お客様との絆を未来につなげ続けられるよう努力してまいります」と述べている。
このようなことからも、また新たな軽オープンスポーツカーが発売される可能性も十分にあるといえるだろう。次期モデルの続報を待ちたい。
文=齊藤優太（ENGINE編集部）
（ENGINE Webオリジナル）
