レクサスは、北米で2026年モデルのレクサス LXを発表した。新しいLXは、プレミアム、Fスポーツハンドリング、ラグジュアリー、ウルトララグジュアリー、オーバートレイルの5グレードとなる。
LX Fスポーツハンドリングは専用エクステリアやインテリアなどによりスポーティな装いに!
レクサスLX Fスポーツハンドリングは、LX600とLX700hの両方に設定される。
Fスポーツハンドリングのエクステリアは、専用22インチ鍛造アルミホイール、漆黒のクロームグリルフレーム、Fメッシュデザインスピンドルグリルなどが装備される。

また、LX700h Fスポーツハンドリングでは、色分けされたフロントおよびリアバンパー下部のアクセント、ブラックアウトサイドミラーカバー、ブラックリアスポイラーなどが含まれる「Fスポーツアピアランスパッケージ」が用意される。

インテリアは、ホールド性に優れる専用シートが装備され、随所に「F SPORT」エンブレムが施されているのが特徴だ。

さらに、専用チューニングされたパフォーマンスダンパー(フロント&リア)が標準装備され、トルセンLSDやリアスタビライザーも採用されている。EPS(電動パワーステアリング)とAVS(電子制御サスペンション)は、Fスポーツ用に調整されており、パフォーマンス重視の安定したハンドリングとレスポンスを実現している。

Fスポーツハンドリングには、エクステリアの「ウルトラホワイト」、インテリアの「サーキットレッド」が専用色として設定されている。
アウトドアを楽しむ機能が充実している「オーバートレイル」
LXオーバートレイルは、オフロードらしさを追求したグレードだ。このモデルには、フロントとリアのロック式ディファレンシャル、2400WのACインバーターなどが追加されている。

また、タイヤ外径33インチのオールテレーンタイヤと18インチホイール、フロントスキッドプレート、マットグレーグリル、ブラックドアハンドル、ダークグレールーフレール、ダーククローム仕上げのウィンドウとバンパートリム、ブラックオーバーフェンダーなど専用エクステリアとなっているのも特徴だ。

オーバートレイルのカラーは、エクステリアの「アース」、インテリアの「ストーンブラウンのセミアニリンレザー」が専用色として用意されている。2026年モデルでは、外装色に「マンガンラスター」が追加された。

なお、オーバートレイルはLX700hのみの設定。3列7人乗りが標準仕様となっているが、2列5人乗りも選ぶことができる。
2026年モデルLXは10万7950ドル(約1590万円)〜
レクサスLX(2026年モデル)のグレードと価格は次のとおり。

・LX600プレミアム(7人乗り):10万7950ドル(約1590万円)
・LX600 Fスポーツハンドリング(7人乗り):11万4950ドル(約1693万円)
・LX600ラグジュアリー(7人乗り):11万6950ドル(約1722万円)
・LX700hオーバートレイル(5/7人乗り):11万6685ドル(約1718万円)
・LX700h Fスポーツハンドリング(7人乗り):11万8950ドル(約1751万円)
・LX700hラグジュアリー(7人乗り):12万950ドル(約1781万円)
・LX700hウルトララグジュアリー(4人乗り):14万2450ドル(約2097万円)
北米市場にラインナップされていて、日本市場にないLXのFスポーツは、日本でも人気グレードになる可能性が高いだろう。もし、日本に導入されることがあるようであれば乗って、その実力の高さを確かめてみたい。
文=齊藤優太(ENGINE編集部)
(ENGINE Webオリジナル)