2025.11.18

CARS

「ジープ・ラングラー」になんとV8が復活! 生誕85周年イヤーは12カ月連続で限定車も登場

ジープ・ラングラーにV8が帰ってきた!

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1941年に原型が完成して以来、生誕85周年となる2026年モデルのジープ・ラングラーは、意欲的なモデル展開を行う。その概要が公開された。

こんなカラフルなジープなら日本にもぜひ来て欲しい!


最大のトピックは、V8エンジンの復活だ。2024年モデルをもってラインナップを外れた“ルビコン392”に代わり設定されるのは、限定モデルの“モアブ392”。モアブはユタ州の荒野で、ジープが開発テストを行うオフローダーの聖地とも言われる。



その名を冠した新たなV8モデルは、最高出力/最大トルクが477ps/637Nmの“392ヘミ”こと6.4リットル・ユニットを搭載する。







エクステリアは、エア・インテーク付きボンネットやビードロック対応の17インチ・ホイールとオールテレイン・タイヤ、2モード式デュアル・エグゾーストを装備。4WDシステムはセレクト・ラックで、ロー・ギアは2.72:1仕様、ファイナルは4.56としている。



価格は7万9995ドル(約1220万円)。この“モアブ392”を皮切りに、12カ月連続で限定車が登場すると予告されている。

このほか、ジープ・ラングラーの2026年モデルの変更点としては、脱着が容易な改良型ドア・ヒンジの採用や、ウィリスの2ドアへのスティール・バンパー+ウインチの設定が挙げられる。また、限定ボディ・カラーとして、紫系の“レイン”をはじめ、ゴールド系の“ゴルディロックス”や、ペール・カラーの“アールグレイ”などが用意される予定。日本でも限定車として販売された、オレンジ系の“ホセ”やピンク系の“トゥスカデロ”も再登場する。



日本市場でも、ラングラーの限定車は個性的なボディ・カラーや装備でファンを楽しませている。12のモデルのすべてとはいかないまでも、導入に期待したいところだ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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