2025.12.27

CARS

日本専用の乗り心地になった日産アリア&アリアNISMOが2026年に発売!マイナーチェンジで利便性も向上

新しくなった日産アリアNISMO

全ての画像を見る
日産は、マイナーチェンジしたアリアを2026年2月20日から発売する。また、アリアNISMOもマイナーチェンジし、2026年3月19日から発売すると発表した。

デザインの変更だけでなく機能が向上した新しい日産アリア



今回のマイナーチェンジでは、フロントデザインを一新するとともに、サスペンションの変更により快適な乗り心地を実現し、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムの採用や充電ポートに専用コネクターを差し込むことで電力を取り出すことができるV2L(Vehicle to Load)機能により、充実したEVライフを可能としている。

シンプルながら緻密デザインが魅力の新しい日産アリア

エクステリアは、「タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム」に基づいた先進的でダイナミックなこれまでのデザインを継承しながら、次世代EVとしての新たな表現を目指し、フロントフェイスを一新した。

また、グリル部分をボディと同色とすることでよりシームレスでクリーンな印象を与え、さらにVモーションを車両外側に配置することでシンプルでありながら力強い存在感を放っている。



新デザインの20インチホイールはアルミと樹脂で構成され、繊細なデザインを施すことで印象的なコントラストを演出している。

ボディカラーは、オーロラの光からインスピレーションを受けた新色「翡翠乃光 -ヒスイノヒカリ-」を設定。このほかに、2種類の2トーンカラーと5種類のモノトーンカラーを用意している。

新たなGoogle連動機能の追加で利便性が向上した!

インテリアには、新色の「ホワイト/グリーン」を設定。落ち着いたトーンのグリーンの上級レザーを新たに開発し、ライトグレーとのコントラストかつモダンなコーディネーションとすることで、先進的な世界観を際立たせている。



アリアとアリアNISMOは、ユーザーのライフスタイルをより豊かにする機能を新たに装備していることも特徴だ。

今回、新たに採用するGoogle搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムは、Googleマップ・Googleアシスタント・Google PlayといったGoogleの各機能に対応している。



また、ナビゲーションにGoogleアカウントを同期することで、充電スポットを予測したルート検索やお気に入りの場所、あらかじめ保存したルートなどをスムーズに表示することが可能だ。

NissanConnectサービスアプリ機能の「ドアtoドアナビ」を使えば、充電残量を考慮したルートを乗車前にナビゲーションに共有でき、乗車後にすぐ出発できる。

さらに、ナビゲーションシステムと連動し、走行ルートに応じてバッテリー昇温を自動で制御する「ナビリンクバッテリーコンディショニング」を採用することで、エネルギー消費を最適化するとともに、充電速度を向上させることもできるようになった。



加えて、充電ポートに接続する「AC外部給電コネクター」を使うことで、ドアをロックした状態でも1500Wの電力を使うことができ、アウトドアアクティビティや災害時の非常用電源としても活用することが可能だ。

日本市場に合わせたサスペンションセッティングで上質な乗り心地を実現

今回のマイナーチェンジでは、日本市場に合わせて乗り心地を重視したサスペンションのセッティングに最適化し、より洗練された上質な乗り味を実現している。



具体的には、路面からの入力によるクルマの動きを減らし、乗員が感じる揺れを軽減することで、長時間のドライブでも快適な移動ができるようになっている。

また、「インテリジェント・ディスタンスコントロール」の採用により、加減速を繰り返す一般道のようなシーンでも車間を一定に保ち、先行車両に合わせて減速および停止までサポートすることで、ドライバーの負荷を軽減する。

アリアNISMOもアリアと同じ進化で利便性を向上



アリアNISMOは今回のマイナーチェンジで、アリアと同様にGoogle搭載のNissanConnectインフォテインメントシステム、「AC外部給電コネクター」、「インテリジェント・ディスタンスコントロール」を採用。

新しくなった日産アリア&アリアNISMOの価格

2026年2月20日から発売される新しいアリアのグレードと価格は次のとおり。

・B6(2WD):667万5900円
・B9(2WD):746万7900円
・B6 e‑4ORCE(4WD):728万900円
・B9 e‑4ORCE(4WD):807万2900円



2026年3月19日に販売を開始するアリアNISMOの価格については、後日発表される。

シンプルなデザインに変わり、機能が進化したアリアは、日本市場に合わせたチューニングがされているというのも特徴だ。果たして日本の道路事情に合う乗り心地になっているのだろうか。実際に乗って確かめてみたいモデルだ。

文=ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)
タグ:

advertisement



RELATED

advertisement