2026.02.24

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5年の歳月をかけて開発された薄型の複雑機構!オーデマ ピゲ ロイヤル オーク エクストラ シン フライングトゥールビヨン クロノグラフ(RD#5)

創業150周年の記念モデルとして登場したオーデマ ピゲ ロイヤル オーク エクストラ シン フライングトゥールビヨン クロノグラフ(RD#5)

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創業150周年記念のロイヤル オーク エクストラ シン フライングトゥールビヨン クロノグラフ(RD#5)は、R&D部門が5年の歳月をかけて開発した。

特許取得のムーブメントは、「ロイヤル オーク」初の瞬時に切り替わる30分積算計、フライバッククロノグラフおよびフライングトゥールビヨン、快適な操作感のプッシュボタンが特色となっている。チタンのミドルケースに組み合わせたバルクメタリックグラス(BMG)のベゼルやケースバックも注目だ。

押せば驚くプッシュボタンの軽快な操作感

公式発表は10月1日だったが、2月にスイス本社でプレゼンを受けていた。開発を主導したウォッチ コンセプション ディレクターのジュリオ・パピ氏曰く「クロノグラフのリセットは、ハートカムをハンマーで叩いて行うものだと皆が思い込んでいた」。ハイ、その通りです。微塵も疑問に思っていませんでした。

新開発の自動巻きキャリバー8100はプラチナ製のペリフェラルローターを用い、薄型と高効率の巻き上げを実現。

しかり当たり前を当たり前としないのがオーデマ ピゲであり、パピ氏である。本作がリセット機構として用いたのは、ラック&ピニオン。各積算計車に備わるピニオン(カナ)と噛合するラックが、レトログラードの要領で0位置に引き戻す仕組みを発明したのだ。

結果クロノグラフ機構は劇的に薄くなり、プッシュボタンの操作感は驚くほど軽くなった。既存の2針+デイトの“ジャンボ”と同じサイズ・厚みのケースに収まり、ボタンの押し心地はスマホの各ボタンと同等なまでになっている。



実際に操作すると、本当にこれで作動するのかと不安になるほど。薄いから運転を邪魔せず、軽やかにラップタイムが計れる。まさにドライバー向け!

問い合わせ=オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000

文=高木教雄

(ENGINE2026年2・3月号)

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