2026.04.09

CARS

ポルシェ993ベースで1000馬力オーバー!?「ギュンターF-26」にニュー・バージョン登場

ギュンター・ワークスの最新作は「F-26ブラック・ステルス・ファイター・エディション」!

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2017年に創業し、米カリフォルニアでポルシェ911のレストモッドを手掛けるギュンター・ワークスが、自社最強モデルである「F-26」の“ブラック・ステルス・ファイター・エディション”と銘打った仕様を発表した。

ステルス・ファイターの名を冠し、最高出力は1081馬力!


ギュンター・ワークスの名は、ドイツ出身でNASAのアポロ計画にも携わったエンジニア、ギュンター・ヴェントに敬意を表したもの。993型911を素材に、徹底した作り込みでパフォーマンスを大幅に引き上げたモデルを製作している。パワートレインのみならず、シャシーやボディ・ワークにも大幅なモディファイを施すが、従来モデルのスタイリングは993型のイメージを色濃く残していた。



しかし、2025年に発表した「F-26」は、往年の「935」との類似性を感じさせるフラット・ノーズ・スタイルのフロント周りに、911らしからぬ角型の固定ヘッドライトを備え、独自性の強いルックスに。



シャシーはベースの993型比で剛性を200%アップし、ホイールベースを30mm延長して重量配分改善も図った。



エンジンは、オレゴンのロス・スポーツ・レーシングと共同開発した4リットル水平対向6気筒ツイン・ターボ。それまでもっともハイ・パワーだったターボの最高出力/最大トルクが861ps/895Nmをも凌ぐ、1014ps/1017Nmを発生する。



トランスミッションは6段MTで、この出力でありながら後輪駆動だ。カーボンを多用したボディ・ワークや、マグネシウム・ホイール、カーボン・セラミック・ブレーキなど軽量コンポーネンツの貢献で、車両重量は1247kg、馬力荷重比は1.22kg/psだ。

今回の“ブラック・ステルス・ファイター・エディション”は「F-26」にフレックス・フューエル・システムを初搭載。エタノール比率を85%まで高めたE85燃料にも対応するとともに、最高出力を1081psまで高めている。「F-26」からのウェイト増減は不明だが、同重量として計算すれば、馬力荷重比は驚異の1.15kg/psとなる。



その全身を黒く染めた、カーボン・ボディにハイ・チューン・エンジンの911という、まるで漫画の世界から抜け出してきたようなマシン。最新の911も及ばないスペックの“ブラック・ステルス・ファイター・エディション”の生産台数や価格については言及されていないが「F-26」については26台限定とされている。

先日紹介した964ベースのシンガーとともに、911マニアなら垂涎のクルマではないだろうか。

文=関 耕一郎 編集=上田純一郎 写真=ギュンター・ワークス

(ENGINE Webオリジナル)
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