2026.04.23

CARS

打倒トヨタ!? 中国の自動車メーカー「ジーリー」が超高燃費の新型ハイブリッド・システム「i-HEV」を発表|リッター45km超えでギネス記録も達成

中国の「ジーリー」が発表した新たなハイブリッド・システム「i-HEV」

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中国の「ジーリー(吉利汽車)」は2026年4月13日、新たなハイブリッド・システム「i-HEV」を発表。その模様を自動車ライターの加藤ヒロトが現地からリポートする。

ハイブリッドでも攻勢をかける中国勢

中国市場ではBEVやPHEVへの優遇措置削減の煽りを受け、ハイブリッドが再び注目を集めている。

発表会会場

1996年に誕生したジーリーは自動車メーカーとしてはまだ若いが、2025年にはグループ全体で約412万台を販売、自動車グループ別販売ランキングでは世界9位にランクインと、その販売規模はワールドクラスだ。2010年にはスウェーデンの「ボルボ」、2017年にはイギリスの「ロータス」を買収したことでも有名で、2026年初頭時点で80以上の国と地域にて自動車を販売している。

ジーリーの展開するパワートレイン戦略は多様性に溢れており、一般的に「EV」に分類される電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド(PHEV)のみならず、従来のストロング・ハイブリッド(HEV)やメタノール燃料電池への投資や研究も惜しまない。BEVとPHEVのみを取り揃える「BYD」とは異なる戦略だ。

ジーリーがこれまでに開発してきたエンジンたち

近年投入しているHEVシステムは2021年に発表した「Hi-F」に始まり、2023年には改良版の「智擎(ジーチン)」をローンチした。システムの肝であるエンジンも熱効率を年々改良し、2021年には43.32パーセントだったのが、2025年には47.26パーセントを達成したと主張している。これらに続く最新のHEVシステムが、今回発表された「i-HEV」である。

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