2026.05.03

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世界トップクラスの面取り加工が施された珠玉のムーブメントを見よ!|グランドセイコー「SBGZ003」は、まさに“メイド・イン・ジャパン”の頂点

グランドセイコー マスターピース コレクション SBGZ003

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このタイムピースは一見するとシンプルな3針ドレスウォッチだが、細部を見れば見るほど狂気と呼べるほどの匠の技術が凝縮されている。“メイド・イン・ジャパン”の頂点とも言えるグランドセイコー マスターピース コレクション「SBGZ003」の魅力を、「クロノス日本版」編集部員の細田雄人が解説する。

グランドセイコー マスターピース コレクション SBGZ003



機械式の駆動力とクォーツの高精度を併せ持つスプリングドライブの誕生20周年(2019年)を記念して発表されたムーブメントを搭載するこのプラチナ950製「グランドセイコー」は、その名のように匠の技を結集した傑作。

開発をマイクロアーティスト工房が手がけた手巻き式スプリングドライブ、キャリバー“9R02”は、スプリングドライブに特徴的なパワーリザーブ表示をムーブメントのケースバック側に置き、灰雪に覆われる信州の森の情景をモチーフにしたライトグレー文字盤の美観を堪能できる。ケース38.5mm、日常生活防水。808万5000円。

メイド・イン・ジャパンのひとつの頂点



国産時計特集なら、セイコーが世界に誇る駆動方式、「スプリングドライブ」を外すわけにはいかないだろう。

ゼンマイが解ける力を電気エネルギーに変換し、その動力源でクォーツを駆動、ICが調速を担う、機械式とクォーツ式の美味しいところを集めた大発明。かつて天文台クロノメーターのコンクールでスイスの機械式時計と熾烈な争いを繰り広げ、その後、「クオーツアストロン」で腕時計の世界を変革したセイコーだからこそ成し得たムーブメントである。

そんなスプリングドライブ搭載機の中で時計好きを唸らせるのが“SBGZ003”だ。文字盤は一見するとシンプルを突き詰めたデザイン。しかし、よく見ればブランドロゴや分目盛りが彫刻という隠れた狂気に満ちあふれている。

そして裏蓋側を覗けば、マイクロアーティスト工房による世界トップクラスの深い面取りが堪能できる。静かに主張される最高峰の技術力。まさにメイド・イン・ジャパンの頂点を張るにふさわしい時計だ。

問い合わせ=セイコーウオッチお客様相談室 Tel.0120-061-012

文=細田雄人

(ENGINE2026年5月号)

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