本田技研工業は7月16日に、軽ハイトールワゴン「N-BOX」のマイナーチェンジを実施、翌17日より販売を開始すると発表した。
より押し出し感を演出したCUSTOMへ
ホンダN-BOXは、激戦区の軽ハイトールワゴンにおいてシェア1位を維持し続けているベストセラーだ。現行型は2023年にデビューした3代目となる。
今回のマイナーチェンジの大きなトピックは、「CUSTOM」のエクステリアデザインの大幅刷新だ。

N-BOX CUSTOMは、軽自動車ながらも押し出しの強いデザインや、クロームパーツの多様によって、初代から多くのユーザーから高評価を受けてきた売れ筋グレードだ。
2023年の現行型登場時には、“新たな時代のCUSTOM”として押し出し感を目指すのではなく品格と高性能を表現し、誇りを感じさせるデザインに変更されたのだが、これがあまりユーザーには響かなかったようで、今回改めて迫力や押し出し感を演出したデザインへと変更された。

新たなデザインテーマは「強いカタマリ」。フロントおよびリアバンパーの形状を変更し、軽自動車でありながら踏ん張り感のあるスタンスを表現しているという。

具体的には、フロントバンパーに幅広のクロームグリルが3本追加、下方に向けて大きな開口部を取ったほか、リアバンパーにも下部にクロームパーツを追加し、ボディ全体でロー&ワイド感を演出。

さらにフロントグリル上部のアクセサリーライトが常時点灯化されたほか、リアのコンビネーションランプもCUSTOM専用の造形に変更&こちらも常時点灯化が行われ、昼夜問わず存在感を引き立てる改良が施されている。

インテリアについても本革巻きシフトノブや、メッキ&ピアノブラック加飾を各部に採用。上質さを向上させたほか、ETC 2.0車載器やGathersナビといった人気のオプションを標準装備化。

さらに近年では必須となりつつあるドラレコについても、装着用の映像線をあらかじめ工場装着。これによって、車両本体価格に人気のオプション価格を組み込んだ上で、ディーラーでの取り付け作業による負担を低減、トータルでのイニシャルコストを減らすことに成功している。

そのほかにもステアリングヒーターや、リアシート用のセンターUSBソケットやシートバックポケットを標準装備。前&後席の利便性を大きく向上させ、軽ハイトールワゴンの王者としての地位を盤石にしたい構えだ。
トータルで買いやすいグレード編成へ
ベースグレードとなるN-BOXについても、前後バンパーにメッキ加飾が追加されたほか、ポジションランプの常時点灯化を実施。

また「ファッションスタイル」のルーフ色をブラックからホワイトに刷新。CUSTOMとは対照的に、ポップな印象がより強まった印象だ。

加えてアウトドアスタイルが特徴の「JOY」グレードでは、人気のオプションである「アクティブフェイスパッケージ」をグレード別で標準設定。

JOYグレードについてもCUSTOMと同じくインテリアのETC 2.0車載器とGathersナビ、ステアリングヒーターや、リアシート用のセンターUSBソケットやシートバックポケットが標準装備化される。

また各所をブラックパーツで引き締めた「JOY BLACK STYLE」も設定される。BLACK STYLEでの変更点は、グリルのHONDAレターロゴとエンブレム、ハーフホイールキャップ、そしてバンパーガーニッシュのブラック化。給油口のガーニッシュも標準装備されるほか、インテリアについても黒基調のものへと変更される。
新型N-BOXの車両本体価格は、NAエンジンのN-BOXが176万8800円(191万4000円)、CUSTOMが199万4300円(213万9500円)、JOYが198万1100円(212万6300円)となっている。※()内は4WDモデル
ターボエンジン搭載モデルについてはCUSTOMが243万6500円(258万1700円)、JOYが245万6300円(260万1500円)となっている。※()内は4WDモデル
文・写真=ENGINE編集部
(ENGINE Webオリジナル)