2026.08.21

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圧倒的な存在感を放つ力強いフォルム|“ビースト(野獣)”の異名を持つオーデマ ピゲの最新作【クルマ好きのための時計選び】

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

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自らステアリングを握るコクピットの住人=Cockpit Dwellerと、助手席のパートナーに贈る特集。クラシカルな三針モデルからアバンギャルドな新鋭まで。“ドライバーズ・ウォッチ”の競演をお楽しみあれ!

今回はオーデマ・ピゲからF1ドライバーやタフな著名人が愛用した人気モデルの最新作を紹介する。

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

1993年のコレクション誕生以来、タフネスをまとう大胆なデザインによって圧倒的な存在感を示す「ロイヤル オーク オフショア」のクロノグラフにレーシングカーのダッシュボードを想起させるカラーリングを採用した最新モデルが登場。3色を展開するモデルのクロノグラフ秒針、タキメータースケール、9時位置と12時位置の積算計、そしてクロノグラフのラバー製スタートボタンに用いられているのは、それぞれピンク、オレンジ、イエロー。とりわけメガタペストリーのブラックダイアルとピンクの組み合わせは斬新だ。自動巻き。フライバッククロノグラフ。パワーリザーブ 約70時間。ステンレススティール×ラバー、ケース直径42mm、10気圧防水。583万円。

弾丸すら跳ね返せそうな気分に|松尾健太郎

“ビースト(野獣)”と呼ばれるものが、ふたつある。ひとつはトランプ氏も愛用するアメリカ大統領専用車だ。見た目はキャデラックだが、中身は別物。防爆装甲や防弾ガラス、ノーパンクタイヤ、対化学兵器用密閉キャビンなどを備えた“走る要塞”で、その重量は8トンを超えるという。もうひとつが、「ロイヤル オーク オフショア」である。1993年、直径42mmという当時としては前代未聞のサイズと大胆なデザインで登場すると、その圧倒的な存在感から“ビースト”の異名を与えられた。アーノルド・シュワルツェネッガーやジェイ・Zらが愛用し、一躍時代のアイコンとなる。この時計を腕に巻けば、弾丸すら跳ね返せそうな気分になれる。圧倒的な自信と力強さを与えてくれるのだ。

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

スピードへの情熱、計測への挑戦|柴田 充

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフの新作を見て、思い浮かんだのが2012年に発表されたミハエル・シューマッハのシグネチャーモデルだ。44mmの大径ケースに、ベゼルのビスはレーシングエンジンに用いられる特殊ネジを思わせ、堅牢かつ大型のプッシャー&リュウズガードを備えた。その武骨とも言えるタフネスなマッシブデザインは、まさに当時のモータースポーツの世界を象徴したのだろう。対してこの新作は、42mmのケースにポップなピンクをアクセントカラーとしてあしらう。両者の間に時代の趨勢は歴然だが、際立つピンクのクロノグラフのスタート/ストップ・プッシャーやタキメーター、積算カウンターは変わらぬスピードへの情熱と精緻な計測への挑戦を秘めている。

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

文=ENGINE編集部 写真=奥山栄一

問い合わせ=オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000

(ENGINE2026年9・10月号)