2026.08.14

CARS

新型「ランボルギーニ・レヴエルト“SV”」が独ホッケンハイムリンクで量産車史上最速ラップを樹立

「ランボルギーニ・レヴエルト」にあの“SV”の名が!

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ランボルギーニは、8月14日にザ・クエイルで行われるワールド・プレミアに先駆け、新型「レヴエルトSV」が独ホッケンハイムリンクにおける量産車の史上最速ラップを樹立したと発表した。ランボルギーニのファクトリー・ドライバー兼テスト・ドライバーであるマルコ・マペッリにより記録されたラップ・タイムは、1分41秒6だ。

半世紀を超えて受け継がれる、ランボルギーニ最速の称号“SV”


ホッケンハイムリンクは、F1やDTM、GTレースの舞台として国際的に認知されたドイツのサーキットで、高速セクションと強いブレーキングを要する区間、テクニカルなコーナーを組み合わせたレイアウトにより、車両のダイナミック性能を総合的に評価する権威ある指標の1つとされている。



アウトモビリ・ランボルギーニ会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は「新型レヴエルトSVは、ランボルギーニのスーパー・スポーツカーに対する私たちのビジョンを、並外れた形で表現したモデルだ。パフォーマンスを一段上のレベルへ引き上げることを目標に開発され、ホッケンハイムリンクで達成した記録は、イノベーションとテクノロジー、エンジニアリングの専門性が、具体的かつ測定可能な成果へと結実することを示している」とコメント。



記録を樹立したマペッリ氏も「レヴエルトSVは、ランボルギーニでこれまで経験したことのないレベルのパフォーマンスに到達している。車両とドライバーの卓越した調和が、限界域においても正確な操作と確かな自信をもたらしてくれた」と手応えを語っている。

ランボルギーニのファンにとって、“SV”の2文字は特別な重みを持つ。“スーパー・ヴェローチェ”を意味するこの称号が初めて与えられたのは、1971年の「ミウラSV」。以来、歴代フラッグシップであるV12モデルにおいて、ごくわずかな頂点モデルにのみ許されてきた称号だ。

「ミウラSV」の後継となる「カウンタック」には“SV”を冠したモデルは存在しなかったが、四半世紀近い空白を経て1996年の「ディアブロSV」で復活。さらに「ムルシエラゴSV」、そして2015年の「アヴェンタドールSV」へと受け継がれ、2018年には“J=イオタ”の名を組み合わせた「アヴェンタドールSVJ」が頂点に君臨した。



ハイブリッドV12として生まれた「レヴエルト」にとっては、その系譜に連なる初めての“SV”モデルということになる。



ワールド・プレミアの舞台となるザ・クエイルが開催される2026年のモントレー・カー・ウィークは、「ミウラ」生誕60周年の節目の年なのだが、初代SVとなった「ミウラSV」の誕生55周年という節目でもある。会場では「レヴエルトSV」の初公開に加え、この記念すべき年を祝う「レヴエルト・ミウラ60°オマージュ」のグローバル発表や、新型「ウルスSEペルフォルマンテ」の米国初公開も予定されており、ランボルギーニの過去と現在が交差する特別なイベントとなりそうだ。



現在のランボルギーニはV12ハイブリッドの「レヴエルト」、初のプラグイン・ハイブリッド・スーパーSUVである「ウルスSE」、そしてV8ハイブリッドの「テメラリオ」という3つのモデル・ファミリーで電動ラインナップを構成している。その頂点モデルに、電動化の時代でも“SV”の称号がふさわしいことを、ホッケンハイムリンクでの記録という形で「レヴエルトSV」は証明してみせたということだろう。

文=上田純一郎 写真=ランボルギーニ

(ENGINE Webオリジナル)

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