2026.09.18

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最上位のG-SHOCK「MR-G」30周年!121万円の限定モデルも含めたカシオのプレミアムウォッチを長く使い続ける方法

カシオ「MR-G」は大人のG-SHOCKだ

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カシオといえばG-SHOCKというイメージを持つ人も多いのではないだろうか。このG-SHOCKには、ベーシックなモデルから最上位モデルまで、さまざまな種類がある。今回は、G-SHOCKの最上位モデルに位置づけられている「MR-G」に焦点を当て、そのモデルラインナップを紹介するとともに、どのような経緯で誕生したのか、長く愛用し続けるための専用修理サービスについて解説する。

カシオを代表するG-SHOCKの最上位モデル「MR-G」誕生30周年!コンセプトや歴史を振り返る

1996年に誕生し、今年(2026年)で30年を迎えたG-SHOCKの最上位モデル「MR-G」。現在では、高級ブランドを取り扱う時計店にブースが設けられるほど多くの人に知られるようになっている。

カシオ「MR-G」年表

もともと、「MR-G」はG-SHOCKの生みの親である伊部菊雄氏が「みんなが本当に欲しいと思う時計を一緒に作ろう」と提案したことから始まった。当初は、“壊れない金属製の時計”という抽象的な方向性だったが、クルマのバンパー構造からヒントを得て、耐衝撃構造を持つメタルウォッチを完成させていったという経緯がある。

具体的には、最も衝撃を受けやすいベゼルを別部品にし、ベゼルとケースの間に衝撃吸収材を入れ、フロントガラスに使われている気密性の高いパッキンをL字型にするという方法だ。これにより、ベゼル、ケース、ガラスの間にクッション性を持たせ、耐衝撃性を向上させた。

また、時計のケースを6000回以上一定の高さから落下させてデータを取り、耐衝撃性の高さを確かなものにしたことも、「MR-G」の“タフなメタルウォッチ”という独自性を確立させる重要なポイントだったといえるだろう。



こうして誕生したのが、G-SHOCKのメタルバージョン「MRG-100」(1996年に初のフルメタル構造にMR-Gの名を冠したモデル)だ。この「MR-G」(MRG-100)の価格は、ベーシックなG-SHOCKの約5倍。破格ともいえる価格だったが好調な販売を記録した。

「MR-G」は、時計のユーザーが求める「壊れないメタルウォッチがほしい」という思いを具現化したモデルといえるだろう。「MR-G」が作り出した時計の新しい価値観“壊れないメタルウォッチ”という思想は、もちろん現行モデルにも受け継がれている。

カシオG-SHOCKの最上位モデル「MR-G」のモデルラインナップ

G-SHOCKの最上位モデル「MR-G」のモデルラインナップは、次の4つのタイプから構成されている。

■MR-Gのダイバースウォッチ「MRG-BF1000」
■初代G-SHOCKのデザインアイコンを受け継ぐMR-G「MRG-B5000」
■八角形ベゼルを採用したアイコニックなMR-G「MRG-B2100」
■MR-Gの転機となったシリーズ「MRG-B2000/MRG-B1000」

それぞれの特徴やモデルラインナップは次のとおりだ。

【MRG-BF1000】MR-GのFrogman。G-SHOCK初のダイバーズウォッチであるFrogmanの伝統を継ぐモデル。MR-G 30周年記念限定モデル(世界800本限定)もラインナップされている。

MRG-BF1000シリーズ

・MRG-BF1000EB-1AJR(「MR-G」30周年記念モデル、世界限定800本、シリアルナンバー入り):121万円(メーカー希望小売価格)
・MRG-BF1000R-1AJR:59万4,000円(オンラインストア価格)
・MRG-BF1000B-1AJR:69万3,000円(オンラインストア価格)
・MRG-BF1000RG-3AJR:57万2,000円(オンラインストア価格)

【MRG-B5000】1983年に誕生したG-SHOCKの初代モデルDW-5000CのDNAを受け継ぐシリーズ。

MRG-B5000シリーズ

・MRG-B5000D-1JR:42万9,000円(オンラインストア価格)
・MRG-B5000B-1JR:49万5,000円(オンラインストア価格)
・MRG-B5000BA-1JR:49万5,000(オンラインストア価格)
・MRG-B5000R-1JR:40万7,000円(オンラインストア価格)

【MRG-B2100】G-SHOCKのアイコニックスタイルのひとつである2100デザインを受け継ぐMR-G。日本の伝統美、素材、職人の匠の技が融合したデザインも魅力。

MRG-B2100シリーズ

・MRG-B2100D-2AJR:57万2,000円(オンラインストア価格)
・MRG-B2100D-1AJR:57万2,000円(オンラインストア価格)
・MRG-B2100B-1AJR:64万9,000円(オンラインストア価格)
・MRG-B2100R-2AJR:55万円(オンラインストア価格)

【MRG-B2000/MRG-B1000】2014年に誕生したMR-Gの新たなデザインシリーズ。MR-Gが持つ重厚なデザインと高性能を両立している。MR-Gシリーズにリューズが採用されたのは1000シリーズから。

MRG-B2000シリーズ

・MRG-B2000KT-3AJR「鐵鐔(くろがねつば)」(世界限定800本、シリアルナンバー入り):93万5,000円(メーカー希望小売価格)
・MRG-B2000BG-3AJR「鐵色(くろがねいろ)」:38万5,000円(オンラインストア価格)
・MRG-B2000RG-3AJR「鐵色(くろがねいろ)」:38万5,000円(オンラインストア価格)
・MRG-B2000B-1A1JR:34万6,500円(オンラインストア価格)
・MRG-B2000B-1A4JR「赤備え(あかぞなえ)」:34万6,500円(オンラインストア価格)
・MRG-B2000D-1AJR:32万4,500円(オンラインストア価格)
・MRG-B2000B-1AJR「勝色(かちいろ)」:34万6,500円(オンラインストア価格)
・MRG-B2000R-1AJR:34万6,500円(メーカー希望小売価格)

MRG-B1000シリーズ

・MRG-B1000BA-1AJR:34万1,000円(オンラインストア価格)
・MRG-B1000D-1AJR:31万9,000円(オンラインストア価格)
・MRG-B1000B-1AJR:34万1,000円(オンラインストア価格)

「MR-G」は“山形カシオPPL”で機械の目と人の手で生産される

G-SHOCKの最上位モデル「MR-G」は、山形カシオのハイエンド専用ライン「Premium Production Line(プレミアム プロダクション ライン)」(以下、PPL)で製造されている。

PPLでは、画像認識システムやセンシング技術を使用し、針の取り付け、精度検査などの工程で、カシオ独自の厳格な基準のもとに認定した「技能認定作業メダリスト」(技術認定作業者)をサポートしている。機械の目と人の手で、より高い精度の“ものづくり”を実現しているのだ。



人の手で組み上げられるG-SHOCK最上位モデル「MR-G」は、長く安心して使い続けたいと思える時計だ。では、購入後のサポートは、どのようになっているのだろうか。

最上位のG-SHOCK「MR-G」を長く使い続けたいなら“あんしん点検パック”がおすすめ!

G-SHOCKの最上位モデルである「MR-G」の価格は30万円を超える。30周年記念限定モデルにいたっては121万円だ。この高額なG-SHOCK「MR-G」を少しでも長く安心して使い続けたいという人は多いだろう。

「MR-G」30周年記念モデル、世界限定800本、シリアルナンバー入り

「MR-G」の各モデルに採用されている電波ソーラームーブメントは、時刻合わせの必要がなく、電池交換が不要などといった利便性の高さが特徴だ。しかし、高級時計や機械式時計と同様にオーバーホール(分解清掃)が必要となる。その理由は、気密性や防水性を確保しているゴム部品が時間の経過とともに硬化したり劣化したりするためだ。よって、安心して長く使い続けるためには、定期的にオーバーホールに出すことがポイントとなる。

もちろん、カシオでは一般的な時計の点検やメンテナンスなどを受け付けている。ただ、MR-G、OCEANUS、MT-G、PRO TREK(MANASLU)といった山形カシオPPL生産モデルは、一般モデルとは差別化した専用の修理サービスが用意されている。それが「プレミアムブランド専用修理サービス」だ。

このサービスは、専用の修理ラインで修理・点検を行うだけでなく、専用の長期保守体制を整えていることが特徴となっている。



【カシオ「プレミアムブランド専用修理サービス」の長期保守体制のポイント】
・保証期間:購入日より3年間(製品によっては1年間)
・修理保証期間:修理完了日より1年間(対象期間内に同一箇所・同一症状が発生した場合のみ無償で再修理)
・補修用性能部品の保有期間:購入した製品の生産が続く限り、機能を維持するために不可欠な補修用性能部品を保有。生産終了後は10年の最低保有期間

さらに、カシオの「プレミアムブランド専用修理サービス」では、点検・部品交換・パーツ洗浄をパッケージにした「あんしん点検パック」を用意しているのもポイントだ。

この「あんしん点検パック」は、文字盤・針・アンテナ・ソーラーセル・基板・充電池・モーター・歯車の点検、ケース・裏蓋・バンドの洗浄、ボタンの洗浄・点検・交換、パッキン・バネ棒・ピンの交換がセットになっている。そのため、点検結果から時計内部の修理を行った場合も基本的に別途料金を請求されることがない(外装部品の交換が必要な場合は別途追加で部品代がかかる)。



よって、点検や修理とあわせてケース・裏蓋・ボタンなどの洗浄をしてほしいという場合は「あんしん点検パック」の方がよいといえるだろう。

「あんしん点検パック」の価格は次のとおりだ。
・製品価格が30万円を超える場合:3万8,500円
・製品価格が30万円以下の場合:2万7,500円

製品価格によって「あんしん点検パック」の料金は異なるが、時計内部の点検や部品交換・洗浄がセットで数万円で済むことから、ハイエンドモデルのオーバーホールの中では良心的な価格設定といえるだろう。G-SHOCKの最上位モデル「MR-G」を手に入れ、長く使い続けたいのであれば、数年ごとに「あんしん点検パック」で徹底的に時計の状態を確認してもらい、部品交換やパーツ洗浄をしてもらうとよいだろう。

文・編集=齊藤優太、画像=カシオ計算機

(ENGINE Webオリジナル)
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