【巻頭特集】
新車もヴィンテージ入りした旧車も価格が高騰してしまった今、サイフに余裕はないけれど、フツーのクルマでは満足できないエンスージアスティックなクルマ好きの狙いはコレでしょう。
ちょっと古いクルマ探検隊!
エンジンが創刊した2000年、ポルシェ911カレラの車両本体価格は990万円でした。それが2021年の現在、性能が大幅に向上し、6MTが8PDKになったとはいえ、1429万円の値札をつけているのだから、ざっと1.4倍も値上がりしたことになります。
一方、ヴィンテージ入りした1990年代以前の空冷911の価格はうなぎ上りで、程度のいいものを手に入れようと思ったら、1000万円の大台は覚悟しなければならない、なんて話も聞こえてくる。これじゃ新旧どっちを向いても八方塞がりで、オレたちクルマ好きはどうすりゃいいの、なんて嘆きの声が上るのも当然ですが、ちょっと待って下さい。クルマ市場をよく見れば、新旧の間に、〝ちょっと古い〞という谷間があるじゃないですか。
たとえば、この写真の2台、ENGINE編集部で長期リポート車として活躍する2005年型ポルシェ911カレラ4Sと1992年型メルセデス・ベンツ300TE。前者は340万円、後者は168万円で編集部は手に入れています。そして、その価格からは想像できないような絶大なる楽しみをもたらしてくれていることは、毎号のリポートでご報告している通りです。
というわけで、今月は、この2台のようなクルマを特集します。題して、「ちょっと古いクルマ探検隊!」。いまこそ狙い目の〝ちょっと古いクルマ〞を探して、オーナー取材からショップ探訪まで盛りだくさんの、クルマ好き応援企画です。
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