2019.04.11

LIFESTYLE

PLANETAの個性的なワインを産む5地域/シチリア・ワイン3

紀元前からブドウ栽培が続くシチリアは、地域によって土壌の特長が異なり、多くの土着品種を有している。現在、5地域にワイナリーを持つPLANETA(プラネタ)から、個性あるシチリア・ワインの魅力をお伝えします。



1.SAMBUCA DI SICILIA/MENFI,ULMO(サンブーカ・ディ・シチリア/メンフィ,ウルモ)

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土壌/深さのある小石の多い土壌で、上層は石灰質、一部色の濃い粘土を含み、植物性成分が豊富。
CHARDONNAY(シャルドネ)[右から2本目]/世界的評価を受けるプラネタ社を代表するワイン。アリエ産オークの新樽バリックと1年ものバリックを50%ずつ使用して熟成させている。アプリコットやヴァニラの芳醇な香り、まろやかで心地よいフルボディタイプの白ワイン。


 


2.DORILLI/VITTORIA(ドリッリ/ヴィットリア)

土壌/海岸段丘に由来する赤砂の土壌。深度は1mで石灰華(炭酸カルシウムの沈殿物。湯の花)が豊富に含まれる。
CERASUOLO DI VITTORIA(チェラズオーロ・ディ・ヴィットリア)[中]/2006年にシチリアで初めてDOCG格付に昇格した。土着品種のネロ・ダーヴォラとフラッパーの絶妙なブレンドにより、チャーミングな果実味を持つエレガントなワインに仕上がっている。


 


3.BUONIVINI/NOTO(ブォニヴィーニ/ノート)

土壌/石灰質の白土と、高い水分貯蓄力を持つ透明な細かい土質を持つ。一部薄い色の泥土がまざっている。
SANTA CECILIA(サンタ・チェチリア)[左]/土着品種ネロ・ダーヴォラ100%。石灰質土壌がブドウにフレッシュ感と塩っぽさを与えていて、地元ではシーフードと合わせるのも楽しみ方のひとつ。現在、ネロ・ダーヴォラはシチリア全土で作られているが、元々この地方のアヴォラという町が故郷。


 


4.FEUDO DI MEZZO/ETNA(フェウド・ディ・メッツォ/エトナ)


土壌/エトナ山の火山質土壌は、溶岩石の侵食、灰、有機物から成り、豊富なミネラル分を含む。
ETNA BIANCO(エトナ・ビアンコ)[中]/今、世界中から注目されているエトナ・ワイン。プラネタ社は標高510m~870mの自社畑の中心にワイナリーを構えている。ステンレスタンクとアリエ産オークのバリックで発酵、熟成される。白桃やハーブの香りに、火山性土壌で育つブドウ特有のいきいきした酸味が特徴。一部を樽熟成してワインに柔らかさと複雑味をあたえている。


 


5.LA BARONIA/CAPO MILAZZO(ラ・バロニア/カーポ・ミラッツォ)

現在、実験的に複数の土着品種が栽培されている。ジュリアス・シーザーが好んで飲んだというマメルティーノワイン復活のため、あえて灌漑をしないワイン造りに挑んでいる。
MAMERTINO(マメルティーノ)[右]/フレッシュな花のブーケや赤い果実のようなアロマ、しっかりしたタンニンはバランスよく、味わいとリラックス感が楽しめる。シチリアの海を感じる豊かなミネラルとエレガントさを備えている。


■ワイナリー見学、テイスティングについてのお問い合わせ(イタリア語・英語)
 PLANETA  https://planeta.it/en/


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文=山元琢治(ENGINE編集部)  写真=増田岳二  協力=日欧商事株式会社

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