2019.04.18

CARS

手つかずの自然を走る、ジンガロ自然保護区。/シチリア・ドライブ8

◇SP63 San Vito Lo Capo(サン・ヴィート・ロ・カーポ) → Zingaro(ジンガロ)自然保護区駐車場/12km・約25分
海辺の小さな街、サン・ヴィート・ロ・カーポ。弓形に約1km続く白砂のビーチと、雰囲気のいいマリーナがあって、夏は海水浴客でにぎわう。海水は透き通っていて、ボートツアーで海を巡ったりダイビングするのもおすすめ。白を基調にした低層の建物が並ぶ街は、空が広く見えて開放感がある。美味しそうなシーフード・レストランも並んでいて、街全体から居心地のよさを感じる。


レトロでこじんまりしたサン・ヴィート・ロ・カーポのマリーナ。


夜の街も静かで居心地がいい。夏になると多くのバカンス客で賑うという。

マリーナからドライブする方向を眺めると、切り立ったMonte Monaco(モンテ・モナコ)がそびえ立つ。ジンガロへはこの山を回り込んでいくことになる。日の出を見たくて、まだ暗い時間に出発。日の出と同時に朝焼けが山肌を赤く染めるが、日が少し高くなると、またたく間に空と海が真っ青に変わった。


◇「手つかずの自然を走る、ジンガロ自然保護区」動画はこちら。


ジンガロ自然保護区の駐車場。ここから先はハイキング・コースになっている。

ジンガロ自然保護区の駐車場から先は、クルマでの通行は禁止され、ハイキング・コースとなっている。手つかずの自然が残され、ビーチでは透き通った海を楽しめる。レジャーシートとお弁当を持ってピクニックするのは、次の機会に。


文=山元琢治(ENGINE編集部) 写真=増田岳二


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