2019.06.01

LIFESTYLE

スター・シェフの味を東京で!世界中の予約困難店の美味「COOK JAPAN PROJECT」

世界中のスター・シェフが毎月3名、10カ月にわたり来日。総勢30名がもつミシュランの星の数は合計40以上!美食家たちが注目する「COOK JAPAN PROJECT 2019」とは?



東京・日本橋の「COOK JAPAN PROJECT 2019」は、世界中のスター・シェフ30名が来日し、それぞれの感性や哲学を反映した特別なコースを披露する期間限定レストラン。来日するシェフの本拠地はヨーロッパ、アジア、南米と様々で、中には日本ではまだあまり知られていないシェフもいるが、レストランガイドの評価を引用すればミシュラン・ガイドの3ツ星シェフは約5名、2ツ星シェフは約7名、1ツ星シェフは約7名、ワールド50ベスト・レストランのシェフは約6名。いずれも現代の料理界を牽引するシェフばかりで、もちろん本店は予約困難だ。


そんな彼らの料理を東京で楽しめるのが、「COOK JAPAN PROJECT 2019」の醍醐味。例えば4月に来日して喝采を浴びたティボー・ソンバルディエ氏は、魚料理で人気を博すパリの1ツ星レストラン「アントワーヌ」のシェフ。来日時にはすべて日本産の食材が使用されたが、彼が日本の魚から引き出す香りや味わい、ほかの食材との取り合わせ方や演出は、フランスのガストロノミー・レストランそのもの。数品味わえば、ほどなくパリにいるような錯覚がした。


年内には、現在新しいムーブメントが起きている南米のシェフも数人来日。例えばヴィルヒリオ・マルティネス氏は、「ノマ」のように世界中の美食家が訪れたいと願うペルーの名店「セントラル」のオーナー・シェフ。コースは3万9000円といいお値段だが、南米を訪れるのにかかる時間と労力を思えば何としても行きたいと思う人は多いはずだ。


今年「アジアのベストレストラン50」で1位になったシンガポール「オデット」のジュリアン・ロワイエ氏や、2018年8月にバンコクにオープンしたウォルドーフ・アストリアのシグニチャーレストランの総料理長であるルンギワ・チュモンコン氏など、話題のシェフも来日する。予約は、各シェフのイベントの約2か月前から受付開始。各回とも先着順で満席になり次第受付終了となるので、美食家の皆様はぜひお見逃しなく。



文=小松めぐみ(フード・ライター) 写真=COOK JAPAN PROJECT

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