そのクルマのコンセプトが大切で、明快さと現実の完成度を重視して評価する。エンジンはただ速いだけではなく、使いやすいかどうかもポイントだ。ちょっとアンダーステイトメントなキャラクターを私は好む。
新世代NSXはデビューから二年目に、走りに大幅なアップデートが施され、フロント・アクスルのモーター・ベクタリングは熟成が進んだ。
2位 BMW8シリーズ・クーペ(カブリオレ含む)
ソフト・トップのカブリオレでも、クーペと変わらないしっかりとした走りが印象的。911よりも後席が広いのが売りかもしれない。
3位 メルセデス・ベンツGクラス(AMG G63を除く)
サスペンションとステアリング機構が大幅に変更されたので、取り回しが楽になった。ハンドリングもご機嫌だが、モダンな古民家のようなSUVだ。
4位 アストン・マーティンDB11(AMR、V8、ヴォランテ含む)
男の子の憧れは、なんと言ってもアストン。しかもV12がベストバイだろう。助手席を空にして走るのが、ダンディなアストン使いだ。
5位 フェラーリGTC4ルッソ&ルッソT
フェラーリのV12は死ぬまでに一度味わいたい。まさに芸術品と言えるV1音とパワーは世界遺産ではないだろうか。しかも私の好みのAWDが備わる。
6位 ポルシェ911カレラS/911カレラ4S(タイプ992)
新型911カレラSはよりワイドになり、快適性と速さが両立している。4座クーペとしてはベストバイだろう。気になるのは素のカレラの存在だ。
7位 マクラーレン720S(スパイダー含む)
ぶっ飛ぶような速さには脳内アドレナリンが溢れてしまう。この速さはやみつきになりそうだ。公道ではおとなしく走り、サーキットで楽しみたい。
8位 レンジローバー・スポーツ
マイカーとして使っているが、5年で12万キロ走ってもへこたれない。アルミ・ボディだが、その強靱さに驚いている。お勧めはディーゼルだ。
9位 ロールス・ロイス・レイス(ブラックバッジ含む)
BMW7シリーズのプラットフォームで作られたとは思えないほど、ロールス・ロイスのテイストが味わえる。ブラック・エディションがクールだ。
10位 ランボルギーニ・アヴェンタドール
V12の咆哮を聞きたければアヴェンタドールのアクセレレーターを近所迷惑かもしれないが踏み込むといい。矢のごとき加速は直線番長の王様だ。
11位 モーガン4/4、プラス4、ロードスター(3ホイラー以外)
唯一無二の木製フレームを持つモーガン。車体の変形をうまく使ってコーナーリングする。まるで手品のようなハンドリングに思わずニヤリ!
12位 キャデラックCTS(CTS-V含む)
アメリカが誇る高級車。その出来映えはドイツ車にも負けない性能を持っている。安全性では文句なくトップ・レベルだ。
13位 ベントレー・コンチネンタルGT(コンバーチブル含む)
ベントレーも憧れるブランドだが、エンジンはアウディ製V8がお勧めだ。優雅さと質実剛健な英独合作の良さが光っている。
14位 アウディA8
孤高な感じがする高級車。アルミ・ボディを纏い、AWD(クワトロ)で武装する。高い運動性能が自慢の高級車。A8はドライバーズ・カーなのである。
15位 レクサスRC(RC F含む)
ビッグマイナーで驚くほどの進化を遂げている。アルミテープが功を奏しているらしい。俄かには信じられないが事実は小説よりも奇なりなのだろう。
16位 トヨタRAV4
ハイブリッドのパフォーマンスに驚いた。エンジンとモーターで400Nm級のトルクを発揮するので静かなディーゼル車のようだ。サスも悪くない。
17位 ジャガーFタイプ(コンバーチブル含む)
Fタイプは英国が誇るドライバーズ・カー。インジニウムの4気筒2ℓエンジンがお勧めだが、ハンドリングはとても楽しく、飽きが来ない。
18位 メルセデス・AMG GT 43/GT 53/GT 63(4ドア・クーペ)
パナメーラと勝負できるのがAMGの4ドアであるGTだ。サーキットからオンロードまでマルチでこなせるスーパーGTカーなのである。
19位 アルファ・ロメオ・ステルヴィオ
くしゃみしただけでレーンチェンジしてしまう程のピーキーで鋭いステアリングが特徴。SUVというよりもレーシングカーのようなハンドリングだ。
20位 アバルト595&595C
サソリの本領を感じさせるのが595。究極のホットハッチだが、FFでアンダーを感じないのはうれしい。こいつでラリーを走りたい。
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
PR | 2025.02.27
CARS
これが最後の"天使の分け前" 純内燃エンジンのコンチネンタル GT…
PR | 2025.03.03
CARS
解良さん、アルカナの調子はどうですか? トミーカイラZZの生みの親…
2025.03.01
LIFESTYLE
ライカ史上最速! 最大30コマ/秒で追随するAF搭載の新機種、ライ…
2025.02.28
LIFESTYLE
フード・ライター小松めぐみが見つけた美味しいお店「日本料理 山崎」…
PR | 2025.02.26
CARS
これがレクサスLMの本命 6人乗りのversion Lにモータージ…
2025.02.26
LIFESTYLE
McLaren 750S SPIDER × HERMÈS スタイリ…
advertisement
2025.03.09
228psでポルシェ911カレラと同じ加速性能を誇るケータハム・セブン480に最終限定車が登場
PR | 2025.03.03
解良さん、アルカナの調子はどうですか? トミーカイラZZの生みの親であり、日本を代表するレース・エンジニアの解良喜久雄さんがルノー・アルカナを購入!
2025.03.09
1ヶ月半悩んだ末に60回払いで買ったミニ・クーパーDクロスオーバー 25歳の彼女が「後悔しないように奮発」したそのワケは
2025.03.05
まだ注文できるBMWアルピナはあるの? 2025年内で終焉を迎えるBMWアルピナのコンプリート・カー事情
2025.02.14
「私なら門前払い」 ホンダと日産の経営統合破談会見を見て、国沢光宏氏(モータージャーナリスト)は何を思ったか