グラスヒュッテ・オリジナルの本拠地は、名称のように、ドイツのドレスデン郊外グラスヒュッテだが、今回の新作発表はジュネーブの特設会場で実施された。まず驚いたのは、旧東独時代にダイバーズウォッチを製造していたという、予想外のエピソード。その歴史を反映した復刻モデルと現代的にアレンジを加えたモデルが揃う「SeaQ(シーキュー)」コレクションが今年のハイライトである。会場ではドイツ工業規格DINや国際標準化機構ISOのダイバーズウォッチ規格の説明や簡単なデモも行われ、厳格を追求するこのブランドらしい特質をあらためて実感させた。
ドイツ流ダイバーズを見よ!
オリジナルモデルのデザインを用い、シリコン製ひげゼンマイと100時間パワーリザーブが特色の新開発自動巻きムーブメントを搭載。ダイバーズウォッチ規格のDIN8306とISO6425に準拠する本格派。ステンレススティール、ケース直径43.2㎜、30気圧防水。税別141万円。今秋発売予定。
プレートの美しいモチーフはザクセンを象徴する矢車草
表裏を反転した手巻きムーブメントを搭載し独特のデザインを展開する同モデルの新作は、オープンワークと手彫り彫金によってムーブメントそのものを工芸美の秀作に仕立てた。プラチナ、ケース直径42㎜、5気圧防水。世界限定25本。税別520万円。8月発売予定。
ヴィンテージ・ダイバーズの良き味わいが存分に楽しめる
1969年発表の「Spezimatic」を忠実に再現するダイバーズウォッチ規格準拠の本格モデル。オリジナルとの違いは39.5㎜に拡大したケース、20気圧に向上した防水性とセラミック・ベゼルだ。自動巻き。ステンレススティール。世界限定69本。税別102万円。今秋発売予定。
問い合わせ=グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座 Tel.03-6254-7266
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