フランクフルト・ショーではスーパースポーツ系として唯一、展示会場内にブースを構えたランボルギーニ。その目玉はシアンFKP37。アヴェンタドールをベースにした63台の限定車である。
ちなみに、発表されたこの時点ですでに完売となっている。また当初の車名はシアンのみだったが、ショー開幕直前にこの世を去ったVWグループの総帥、フェルディナント・カール・ピエヒへの哀悼の意を表して、お披露目時 には彼の名前の頭文字と誕生年の下2桁の数字を組み合わせたFKP37が追加されていた。

フォルムやルーフにアヴェンタドールの面影が残るものの、それ以外、スタイリングは全くの別物。アグレッシブかつ奇抜なデザインで、見る者を釘付けにするインパクトを持つ。
ランボルギーニ初の電動化モデルで、アヴェンタドール最強のSVJよりもさらに15ps大きい785psの6.5ℓV12に 34psのモーターを組み合わせたハイブリッドを搭載。最高出力はシリーズ最強の819psを誇る。

文=新井一樹(ENGINE編集部)
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