富士スピードウェイの本コースでWEC(世界耐久選手権)の予選が行なわれた10月5日、ショートコースでは、WECにもレーシング・カーが参戦するアルピーヌのロード・カー、A110を体験するエンジン・ドライビング・レッスンが開かれていた。この企画はエンジン7月号のホット100特集でアルピーヌが見事ホット1の座に輝いたのをきっかけに、「ぜひとも読者のみなさんにもこのクルマの走りを体験して欲しい」というアルピーヌ・ジャポンの声を受けて特別に実現したものだ。
参加したのは、2.5倍を超える応募者の中から抽選で選ばれた20名の幸運なエンジン読者たち。まずは自らの愛車で富士のショートコースを走る特別レッスンを受けた後、試乗車のアルピーヌで同じコースを2回走ることができるという盛り沢山な半日のプログラムとなっていた。
さて、ポルシェ・カレラGT、フェラーリ488ピスタといったスーパースポーツカーから、アルピーヌのライバルとも言えるポルシェ・ケイマン&ボクスター、アルファ4C、マツダ・ロードスター、さらにはミニやアウディA1まで、いずれもクルマ好きに違いないとわかる愛車に乗っておられる参加者たちのアルピーヌA110に対する感想はどうだったのか。その声をご紹介しよう。
一番多かったのは、なんといっても”軽さ”からくるハンドリングの良さと速さに対する好印象だ。「とにかく軽い。挙動が軽やか。加速が良い。排気音もそそります。スロットル・レスポンスもすこぶる良かった」(アルファロメオ・ジュリアにお乗りのYさん)/「軽さ、回頭性の良さ、意外と広い室内、色気のある内外装、どれも素晴らしかった」(マツダRX8のSさん)/「面白い&ユニーク、他にないライトウェイトスポーツ感覚。クルマの前後左右の動きが把握しやすく超コントローラブル。アクセルのつきも良く、ターボラグなし!まるでスニーカー感覚の楽しみ」(718ケイマンのIさん)/「軽く、パワーがあり、良く曲がる。このすべてが揃っており、とても楽しいクルマでした。特に曲がる時に感じる中心感覚は今まで乗ったどのクルマにもないもの」(メルセデス・ベンツSLCのKさん)/「クルマが軽く、とても楽しく走れました。ボディ・サイズも小さく、現代のクルマとしては良いサイズ感だと思います」(ポルシェ・カレラGTのKさん)
その”楽しさ”に一発で欲しくなってしまった人も多かったようだ。「想像を超えていました。バランス、軽さ、ブレーキング時の姿勢、ロールの仕方とスピード、人間の感覚にマッチした素晴らしいクルマです。欲しくなりました」(ミニのEさん)/「行きたいラインにのせられる。アクセルを踏むワクワク感を120%楽しめる。ここまで”楽しい”を体感できるクルマはそうないのでは。将来買います」(別のミニのEさん)/「エンジン・レスポンスが非常に良く、スポーティな割に乗り心地がいいのに驚いた。次のクルマの第一候補になりました」(ポルシェ・ボクスターのKさん)
全員の声が載せられなくて残念。みなさん、有難うございました。
文=村上 政(ENGINE編集長) 写真=柏田芳敬
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
2025.09.06
CARS
ここはチャンピオンの秘密のガレージ レーシング・ドライバー、山野哲…
2025.09.05
CARS
戻ってきた黄色い86!300台限定のGR86イエローリミテッド発表…
2025.09.05
CARS
未来のTTはちょっとレンジローバー風味? シンプル・デザインへシフ…
PR | 2025.09.02
CARS
ベントレー・ベンテイガ EWB マリナーで九十九里から北総の小江戸…
2025.08.27
CARS
3度目の復活がある!?日産GT-R R35型 最後の1台がラインオ…
2025.08.26
CARS
1万回転に迫る! 新型ランボルギーニ・テメラリオV8ハイブリッドを…
advertisement
2025.08.27
タウンエースにもシエンタにもフリードにも負けていない!【約250万円〜購入可能】ニッサン湘南工場最後の逸品「NV200」に再注目
2025.08.31
価格は777万円から2000万円台へ 生産終了した日産GT-R、R35型16年の進化を振り返る
2025.09.01
ポルシェ911とボクスターが2台まとめて退院 気になる修理代はいくら?【エンジン編集部長期リポート 79号車 ポルシェ911カレラ4S(996型)#74】
2025.08.27
【アンダー200万円】専用デカールやLEDライトでイメージ一新 スズキ・エブリイに特別仕様車のJリミテッド
2025.09.03
トヨタ GRとは?「G's」から「GR」に変わった歴史やGRのコンセプトを解説