
見事だ、と思った。フェイスリフトしたFタイプは従来のイメージを受け継ぎながらも、最新のジャガー・デザインを巧みに融合させている。これまで縦方向に伸びていたヘッドライトは、SUVのFペイスやIペイスをはじめサルーンのXFやXEですでに採用されている、横長で細身のにらみの効いた形状に変更。結果、よりノーズは低く、鋭く見える。テール・ランプの変更も効いている。下部のラインは半円形からクランク状となり、クラシカルな雰囲気は薄れ、エッジィで近代的な佇まいとなった。


インテリアもしかりだ。ドライバー正面の大きな2つの円を用いたメーター・ナセルは姿を消し、12.3インチの液晶ディスプレイを代わりに配置。ここには地図情報も表示可能だが、デフォルトではド真ん中に回転計とシフトアップ・インジケーターを配置する。いくら新しくなっても、これぞジャガーの本流たるスポーツカーだ、という主張は相変わらずである。パワートレインのラインナップは仕向地によって異なるが、2ℓ直4ターボ(300ps)と、3ℓV6(380ps)と5ℓV8(450psもしくは575ps)という2つのスーパーチャージド・ユニットの、計4種類を用意。2ℓモデルは後輪駆動のみだが、それ以外のモデルは4輪駆動も選択可能。もちろんクーペだけでなくコンバーチブルも用意される。
文=上田純一郎(ENGINE編集部)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
2025.12.24
CARS
フェラーリオーナーへの“最初の一歩”は、「フェラーリ・アプルーブド…
PR | 2025.12.19
CARS
アルファ ロメオの「究極」と「最新」を堪能 アルファ ロメオ プレ…
2025.12.13
CARS
男性に迎えに来て欲しいクルマはこれ 藤島知子さん(自動車評論家)が…
2025.12.13
CARS
26歳令和の若者のクルマが、昭和のオジサンをワクワクさせてくれた …
2025.11.29
CARS
まるで生き物のようなV12エンジンの息吹を全身で味わう!日本上陸し…
PR | 2025.11.27
CARS
カングー乗りの人間国宝、林曉さん 漆工芸とカングーには、いったいど…
advertisement
2025.12.16
神の領域に達した水平対向6気筒4リッター自然吸気エンジン!第7位はレーシングカーの領域へ踏み込むスポーツカー【2025年買いたいクルマBEST 20】
2025.12.15
直列6気筒+6速MTをFRで味わえる貴重すぎる存在!総合8位に選ばれた自動車評論家が絶賛したクルマとは【2025年買いたいクルマBEST 20】
2025.12.13
26歳令和の若者のクルマが、昭和のオジサンをワクワクさせてくれた 当時流行ったコンプリートカー風に仕上げた2代目トヨタ・セリカXX
2025.12.20
マニュアルで意のままに走らせたいクルマNo1!8年ぶりにトップ3に返り咲いたスポーツカーとは?【2025年買いたいクルマBEST 20】
2025.12.13
男性に迎えに来て欲しいクルマはこれ 藤島知子さん(自動車評論家)が選んだ令和のデートカーとは