2020.05.03

CARS

ベントレー傘下のマリナーが手がけた限定モデル、バカラルのデザイナーに聞く 「新たなアイデアを盛り込みました」

リバー・ウッドやボディ・ペイントの顔料製造にもみ殻を使うなど、コンセプト・カーの"EXP 100 GT"と同じ製造方法を採用しているという。

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バカラルはベントレー傘下のコーチビルダー"マリナー"が限定生産するオープン2シーター。ベースはコンチネンタルGTだが、ドア・ハンドルを除き、アウター・パネルはすべて別物だという。


本来は2020年春のジュネーブ・ショーでアンベールされる予定だったが、イベントそのものがキャンセルされたため、インターネット上での発表となった。

これだけでは終わらない

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「生産台数はわずか12台です。そこで思い切ったコンセプトを採用しました」


そう語るのはベントレーのインテリア・デザインを統括するダレン・デイだ。「バカラルはルーフを持たないオープン・モデルなので、キャビンの後方にルーフを収納するスペースを設ける必要がなく、ウエスト・ラインが水平に伸びたクリーンなスタイリングを実現できたのです」



近年のマリナーはベントレーのために特別な装備を用意する特装部門との印象が強かったが、今回のプロジェクトに先立って限定モデルの生産能力を強化。バカラルのような10台前後の少量生産体制を確立したという。今後も1年に1車種ほどのペースでマリナー製の限定モデルが登場するというから楽しみだ。





文=大谷達也


(ENGINE2020年6月号)

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