今年のラドーは、「Feel It !」という新しいブランドキャンペーンを掲げた。独創的なデザインや革新的なハイテクセラミックスに代表されるラドーの個性などをファンに実感してもらう活動を展開していくという趣旨らしい。その象徴的な色がグリーンである。ヴィンテージスタイルの「キャプテン クック」や「ゴールデンホース」、モダンで都会的な「ハイパークローム」、そして「トゥルー」に加わった最新のオープンハートモデルまで、各コレクションの新作にグリーンを用い、新鮮なイメージを行き渡らせる。それぞれ異なるグリーンの色合も目を楽しませる。
1962年のオリジナルをもとに現代的なアレンジを加えた同モデルの新作は、ブロンズケースとグリーンダイアルに肉厚なレザーストラップを合わせ、ミリタリーファッション的なトレンディ感を演出。自動巻き、パワーリザーブ最大80時間。ケース直径42㎜、30気圧防水。税別26万円。

ポリッシュ仕上げのプラズマ ハイテクセラミックスによるモノブロック構造のケースにグリーンダイアルをセット。グリーンのグラデーションとともにメカの核心部に視線を集めるミニマムなデザインが絶妙だ。自動巻き、パワーリザーブ最大80時間。ケース直径40㎜、5気圧防水。税別20万円。
今回用いられたグリーンは、新鮮で若々しいイメージとともに自然やエコ、サスティナブルなどさまざまなものを連想させる。グリーンとミニマムデザインを組み合わせた「ト ゥルー シークレット」、ブロンズと組み合わせた「キャプテン クック」はとくに色彩効果が抜群だ。
時代に先駆けてハイテクセラミックスをケースやブレスに採用してきたラドーだが、近年はそのカラー展開がますます充実している。そんな中、「トゥルー シークレット」のグラデーションがかったダイアルは、オープンハートから覗くムーブメントを意識したかのようで新鮮だ。
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年7・8月合併号)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
PR | 2025.10.28
CARS
【マセラティ111周年】1万円ギフト券付き試乗&特別ギフトボックス…
PR | 2025.10.29
CARS
【参加者募集】「ENGINE × ALPINE Driving E…
2025.10.25
LIFESTYLE
BMW Z1 × LOEWE スタイリスト・祐真朋樹の「乗る車 ×…
2025.10.25
WATCHES
軽快な装着感も魅力!行楽や旅行にも最適なパテック フィリップ 年次…
PR | 2025.10.17
CARS
スタイリストの森岡弘さんに聞きました フィアット・ドブロに乗る人っ…
PR | 2025.10.10
CARS
そのデザイン&パフォーマンスに理由あり!「MINIクーパー5ドア」…
advertisement
2025.10.22
110ccのバイクに普通免許で乗れる!新基準原付に原付免許で乗れるのか解説
2025.10.08
受注再開はいつ?ホンダ・プレリュードの受注が1か月で約2400台!それでも乗りたいときはどうしたらいいのか
2025.10.15
トップ3はすべて日本車! なかでも1位は意外なあのクルマだ 島崎七生人(自動車評論家)が選んだマイHOT20のランキング
2025.10.28
ランチアが“インテグラーレ”でWRCに復帰! 来季のモンテカルロで再デビュー
2025.10.16
とろけるようにしなやかなのに、飛ばすほどフラットになる乗り味に感動 島下泰久(自動車評論家)が2位に選んだ普段の足にしたいクルマとは