いま着けたいのは、“物語” のある時計--。その興味深いストーリーを知るほどに魅力は深まるばかり。ここに現代の名品たちを主役にした珠玉の短編集を編んでみた。
モリッツ・グロスマン初の自動巻きムーブメントとして誕生した「ハマティック」は、理論上の不動作角ゼロを実現した常時噛み合い式の自社製自動巻きだ。素晴らしいのはこの革新的な機構を、古典的なハンマーローターのスタイルで実現したこと。しかもローターがユラユラと軽く動くくらいの方が、効率が高いという。職人の手仕事を社是とする同社らしく、仕上げは超一流。手焼きでブラウンバイオレットに仕上げられる針も、驚くばかりの細さと繊細さを持つ。ぜひ一度、実機に触れて欲しい名作だ。
文=鈴木裕之 写真=近藤正一
(ENGINE2020年9・10月合併号)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
2023.11.30
CARS
【12/10(日)大阪開催!】ENGINE ×ジーライオンMUS…
PR | 2023.11.25
CARS
「『駆けぬける歓び』の最新進化形」 新型BMW 5シリーズのバッテ…
2023.11.25
CARS
BMW i5 × GUCCI feat. ARATA IURA ス…
2023.12.02
CARS
【試乗速報】新型ポルシェ・カイエンPHEV、イッキ乗り! 新しいカ…
PR | 2023.11.27
WATCHES
これが「シチズン」の理想の2本! 高い技術力が生む機械式とクオーツ…
2023.12.02
CARS
乗る前は「期待と不安」だらけのアバルト500e はたしてアバルト版…