国内最大級の旗艦店「フェンディ 銀座店」のウィメンズ・フロアを紹介した前回。今回は引き続き、同店B1にあるメンズ・フロアを訪ねてみよう。引きこもりモードな毎日だからこそ、ときおりリアル店舗に足を運ぶのも楽しいもの。万全のコロナ対策をしつつ、オンラインでは体験できない面白さを、じっくりと味わいたい。やっぱりいいよね、お買い物!
明るく華やかなウィメンズ・フロアと打って変わって、こげ茶とブルーを中心にしたシックな雰囲気のB1メンズ ・フロア。ウッドと真鍮の組み合わせが随所に使われており、重厚でありながらも非常に落ち着く空間だ。敷きものやソファなどにブルーのファブリックが使われているのだが、どれひとつとして同じトーンのものがなく、まるで色彩の魔法にかけられたような不思議な高揚感をもたらしている。階段を降りた正面にバッグのコレクション。左手には時計やウォレット、ベルトなどの小物類、右手奥にはウェアとシューズの最新コレクションが並んでいる。
階段からメンズ・フロアにつながる踊り場には、シーズンを代表するアイテムがディスプレイされている。訪れた客としても、注目すべきアイテムがわかりやすくて嬉しい。
時計やウォレットなどを扱う一角は、おそらく店内の隠れた人気スポットだろう。手を出しやすい価格帯のアイテムが揃い、プレゼントなどにも最適だ。調度品の質も非常に高い。
こちらはフロア右手奥にあるメンズ・シューズのスペース。ウィメンズに比べると小規模だが、ラインナップは十分。個性的なスニーカーを中心に、このところ人気も上昇中だ。
メンズ・フロアの各所に飾られている写真は、かつてフェンディのクリエイティブ・ディレクターを務めていたカール・ラガーフェルドが自ら撮影したもの。フェンディのローマ本社があるイタリア文明宮をモチーフに、美しい光と影を描き出している。
取材の最中や新作発表の展示会で、編集スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。
ローマの石畳を思わせるシボが特徴の最高級カーフ「クオイオ ローマ」を使用した、フェンディのアイコンバッグ。2コンパートメントのシンプルなデザインで、使い勝手も非常に優秀だ。「ピーカブー アイコニック エッセンシャル」51万6000円(税別)。
穴開きのチェックパターンがユニークなスリムジャケット。軽いアンコン仕立てで、サマーウール混のソフトな着心地が魅力だ。セットアップのショートパンツも用意されている。「ホワイトウール ジャケット」23万9000円(税別)。
ウィメンズで人気のモデルが、スポーティな顔つきになってメンズに登場。マット仕上げを施したブルーオバリンの文字盤が爽やかな印象だ。「フォーエバー フェンディ」クォーツ。13万5000円(税別)。
2020‐21年秋冬コレクションの展示会で、ENGINE編集部が見つけた、注目アイテムを紹介。あの人気バッグがナイロン素材で登場しました!
定番の「ピーカブー」がナイロン製になった、絶妙なハズし感がたまらないボストンバッグ。キャリーバッグに固定できる作りなので、旅行用のサブバッグとしても重宝。「ピーカブー アイコニック エッセンシャリー」46万3000円(税別)。
※以上、店内・商品の写真は特別に許可を得て撮影をしています(2020年7月中旬撮影)。シーズンやタイミングにより、店頭のアイテムは変わりますのでご注意ください。
営業時間/10:30〜20:30
住所/東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX内
問い合わせ/フェンディ ジャパン Tel.03-3514-6187
www.fendi.com
取材・文=野中邦彦/撮影=中村大輝(植野製作所)/構成=小林尚史(ENGINE編集部)
(ENGINE WEBオリジナル記事)
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