2019年の東京モーターショーでお披露目されたマツダの新しいSUV、マツダMX-30が発売された。MXの名称はMX-5というロードスターの輸出名に使われているが、日本で販売されるモデルに使われるのは今回が初めてだ。
マツダ3やCX-5など既存のマツダ車が“運転する楽しさ”を追求しているのに対し、MX-30は“居心地のよさ”など走ること以外の価値にも目を向けて開発されたのが最大の特徴。これまでのマツダ車とは異なるデザインや観音開きドアは、そんな新しい価値を具現化するために採用されたものだ。ボディ・サイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1550mmで、CX-30とほぼ同サイズ。プラットフォームをはじめ、機能面でもCX-30と多くを共用する。
発売当初のパワートレインは156ps/199Nmを発生する2.0リッター直4ガソリンにベルトでエンジンに動力を伝える6.9ps/49Nmのモーターを組み合わせたマイルド・ハイブリッドのみだが、2021年1月にはショー・モデルと同じ電気自動車も登場する予定だ。ラインナップは前輪駆動の2WDと4WDの2タイプのみ。トリムレベル違いが用意されない代わりに、各種のパッケージ・オプションが多数設定されている。価格は2WDが242万円、4WDが265万6500円。こちらもCX-30に近い設定だ。なお、マツダが2020年に100周年を迎えたのを記念した“100周年特別記念車”も用意される。
文、写真=新井一樹(ENGINE編集部)
(ENGINE2020年12月号)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
文、写真=新井一樹(ENGINE編集部)
advertisement
PR | 2024.03.22
LIFESTYLE
「自分好みに育てるソファ」 カッシーナがセルヴィッジデニムで作った…
PR | 2024.03.28
CARS
クルマ好きが集う、秘密基地を訪ねる(後篇)
PR | 2024.03.28
LIFESTYLE
ファウラーの新作縦型トートとスマホケースで、春のドライビング・スタ…
PR | 2024.03.29
WATCHES
真空管が時刻を表示する前代未聞の腕時計「ゲルフマン IN-16Ni…
2024.03.27
LIFESTYLE
麻布台ヒルズの超高層ビル33階で圧巻の眺望と美食を満喫! 三國清…
2024.03.16
LIFESTYLE
22年前に建てられた名建築を購入してリノベーション!「ピカピカの新…
advertisement
2024.03.20
「このクルマに乗ってフッ飛んだ! 室内はウルトラゴージャスな竜宮城である」by 清水草一 これが、メルセデスAMG S63 Eパフォーマンスに乗った自動車評論家のホンネだ!!
2024.03.23
【クルマ好きが選ぶ】2023年度に注目を浴びたクルマ・ベスト100、100位~91位篇 欲しくても買えないメルセデス・ベンツGクラスはいったい何位?
2024.03.23
新型GRヤリスを深掘り、パワートレイン篇 新開発の8段ATはマニュアル派も頭を悩ます高機能
2024.03.23
「クルマ全体がひとつの塊かのようなソリッドなコーナリングを披露する」by 島下泰久 これが、ポルシェ・カイエンSクーペに乗った自動車評論家のホンネだ!!
2024.03.22
4月8日に販売が開始される新型GRヤリスの価格発表 新開発の2ペダル8段ATは35万円高