時計ジャーナリストが選ぶ"これぞ"の1本! コロナ禍の影響で時計フェアは軒並み中止になったものの、魅力的な新作が数多く発表された2020年。その中から時計ジャーナリストが選んだ"本気で欲しい!"と感じた傑作モデルとは?
2005年にデビューした「ビッグ・バン」が、その後の時計業界に多大な影響を与えたことは、誰もが認めるところだろう。異素材ミックスやオールブラック、コラボレーションなどの戦略やスタイルは、全てがここから始まった。ビッグ・バンを追いかけていれば、今後の時計業界を占うことができる……。それくらい刺激的な存在だった。
そんなビッグ・バンが、2020年に15周年という節目を迎えた。これまでの流れであれば、またも業界を驚かす新機軸を打ち出してくるのがセオリー。しかし登場したのは、ケースとブレスレット、そして素材感などが美しく統合(インテグレート)したモデルだった。地味な進化にも見えるが、そのクオリティは驚くべきレベルにある。ケースの立体感をそのままブレスレットの駒にも取り入れ、斜面の磨きのラインも綺麗に合わせている。プッシュボタンも角形になり、ケースを42㎜にしたことで、より凝縮感のある時計に仕上がっている。
ウブロには華やかなイメージがあるが、その実、時計作りに対する姿勢は実直で真面目である。そういった裏の顔が見え隠れする16年目のビッグ・バンは、ますます魅力的に進化するウブロの真の実力が、そこかしこに見える時計になっている。
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
2024.07.20
CARS
クルマは「自由な時間をくれる相棒」という漫才師のオール巨人さん 愛…
PR | 2024.06.28
WATCHES
宇宙のロマンがここにある! 壮大なる宇宙の風景を表現する限定モデル…
2024.07.03
CARS
「プレジデントは愛人です」という俳優の寺島 進さん、43歳で買って…
PR | 2024.07.16
WATCHES
ザ・シチズンの100周年記念限定モデルの文字盤はなんと、藍染和紙!…
2024.06.29
LIFESTYLE
MASERATI GranTurismo × FENDI スタイリ…
PR | 2024.07.16
WATCHES
パテック フィリップは旅時計も超複雑時計も革新・進化を続ける! シ…
advertisement
PR | 2024.07.17
アバルト695の最後の限定車、「695 75°アニヴェルサーリオ」が350台限定で登場
2024.07.20
クルマは「自由な時間をくれる相棒」という漫才師のオール巨人さん 愛車は5リッターV8マニュアルの素敵なBMW Z8
2024.07.03
「プレジデントは愛人です」という俳優の寺島 進さん、43歳で買って17年を共にした愛車が工場入り 動かなくなっても持ち続けるという言葉がジンとくる
2024.07.10
500馬力のスーパースポーツよりマツダ・ロードスターのほうが上の理由とは? モータージャーナリストの斎藤慎輔がズバリ指摘するND型ロードスターの魅力
2024.07.18
アウディA4がフルモデルチェンジ A5に改名した理由や、一新された外観や進化した中身を解説