2021.04.14

CARS

ヒーター・スイッチが原因だった【メルセデス・ベンツ300TE(1992)長期リポート #68】

取材で東京~長野を往復した。元気です。

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過去13年間分の雑誌記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新

【初回を読む】2008年、エンジン編集部で124型の購入を決定!


ヒーター・スイッチが原因だった

エアコンの吹き出し口から熱風しか出なくなったのを修理した。原因は温水を室内に循環させるヒーターのデュオ・バルブが壊れたため。エアコンのダイアル・スイッチを冷房側へ回すと、デュオ・バルブの弁が閉じて温水の循環を止める仕組みになっているのだが、これが故障して弁が開きっぱなしになり、熱風しか室内に吹き出さなくなった。

ヤナセによれば、万が一、ここが故障した場合、弁は開きっぱなしになるようになっているのだという。冬の季節に室内が暖められないのは乗員を危機に晒すというメルセデス・ベンツの考えがあるからだという。パーツ代金は4万7592円。工賃と合わせて6万1214円の出費となった。コンプレッサーや冷却システムの全交換などという大事にならなくて本当に良かった。走ることにおいては絶好調の44号車。エアコン復活で今月は2300kmも走った。20万kmまで、あと5500km!


文=荒井寿彦(ENGINE編集部)


■44号車/メルセデス・ベンツ300TE


MERCEDES-BENZ300TE
購入価格:168万円
導入時期:2008年9月
走行距離:19万4500km


(ENGINE2014年9月号)

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