2021.05.17

WATCHES

2021新作速報! デザインはスポーティ、機能はGMTに注目/ルイ・ヴィトン

ブルガリ、ウブロ、ゼニスが集うLVMHウォッチウィーク2021を皮切りに今年の新作時計が続々登場。注目ブランドから気になる最新モデルをお届けする特集の第1弾。いま元気をくれる「推し」の時計はこれだ!



LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)/タンブール ストリート ダイバー
削り出しのドラム型ケースは、側面の上部を取り巻く「LOUIS VUITTON」の12のアルファベットが洒落たアクセントを演じる。また、新たにムーブメントを見せるサファイアケースバックを採用して100m防水を確保。独特のラグは2017年以来のインターチェンジャブルストラップを採用して付け替えも簡単に行える。自動巻き。ブルーPVDステンレススティール、ケース直径44㎜。税込94万8200円。


シティライフで万能に使えるスタイリッシュなダイバーズ

ユニークなドラム(太鼓)型ケースによって21世紀のアイコンウォッチとなった「タンブール」に仲間入りした「ストリート ダイバー」は、ダイビングスケールを配したインナーベゼルやダイアルなどの基本的な要素を「タンブ-ル ダイビング」から受け継いでアップデート。日常生活で、服装やシーンに合わせて自由に時計のスタイルを変えられるインターチェンジャブルストラップを活用すれば、ダイバーズを何倍にも楽しむことができ、実用面でも大いに魅力的だ。


直径39.5㎜ケースのクオーツモデル(右)や、44㎜ケースの自動巻きでブラックPVDスティール×ピンクゴールドモデル(左)も展開。

時計ジャーナリスト・菅原 茂はこう見た!

以前の「ダンブール ダイビング」と似ているが、「ストリート」と謳ったところがミソ。今のダイバーズは、潜水というより、いかに日常生活でスポーティなデザインをお洒落に楽しむのがポイントだから、「都市」という視点でダイバーズを作ったセンスはさすが。


ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!

アイコンである「タンブール」をベースとしながらもスポーティなデザインとポップな色使いが加わり、「ストリート」な雰囲気に。ダイバーズらしく100m防水を実現する一方でインナーベゼルを採用するなど、実用性とファッション性を兼ね備えている。


文=菅原 茂/前田清輝(ENGINE編集部)
(ENGINE 2021年5月号)


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