2021.11.23

CARS

身銭を切ってでも乗りたいクルマのマイ・ベスト20 自動車ジャーナリストの藤原よしおが選んだ1位を発表!!

コロナ禍の今、「エンジン・ホット100」選考委員が身銭を切っても欲しいのはこのクルマ! 雑誌『エンジン』の名物企画、「エンジン・ホット100ニュー・カー・ランキングス」の43名の選考委員それぞれが、2021年の今だからこそ買いたいと考える20台を挙げた。自動車ジャーナリストの藤原よしおさんが選んだ第1位はベントレー・コンチネンタルGTだ。

旬なモノを味わう贅沢


どんなに素晴らしくレストアしたクラシックに乗っても、それを新車で買って乗った人の経験には及ばない。“旬なモノを旬に味わう”ことこそが真の贅沢。そのための乗りこなす気力、体力も資質のうち。だから、クルマ好きの心を奥底から満たしてくれる、良質なシャシーとエンジンをもつ美しく麗しいクルマたちに乗りたい!

1位 ベントレー・コンチネンタルGT(V8、W12、コンバーチブル含む)



あらゆる面で最上のドライバビリティを提供する至高の存在。華美でありながら下品でなく、どこか妖艶な雰囲気を醸し出すGTマリナーの登場で、真のラグジュアリーGTとして昇華。良い意味で今最高にエロティックなクーペ。

2位 ポルシェ911カレラ&カレラ4クーペ



長年にわたるRRの肯定と克服の歴史に終止符を打ち、盤石のスタビリティと麗しいハンドリングを得た992。ターボやGT3の凄さも土台の良さがあってこそ。第一印象のインパクトより乗るたびに良さがジワジワ染みてくるタイプ。

3位 アストン・マーティン DBX



100年以上にわたりアストンが培ってきた経験、技術と、現開発陣の英知が結合した「SUVの皮を被ったスーパースポーツ」。美しく、速く、気持ちよく、上質で艶やか。2020年代におけるラグジュアリーSUVのトレンドセッター。

4位 ロータス・エリーゼ・スポーツ220 II



ミッドシップ・ライトウェイト・スポーツに必要な資質がすべて詰まっているシャシーの教科書。近代ロータスの宝石。その輝きは永遠に。

5位 ロータス・エキシージ・スポーツ390ファイナル・エディション(420も含む)

2021年の市販スポーツカーか?と思うほどワイルドでプリミティブ。しかしチャップマン・イズム息づくシャシーの懐の深さは驚嘆モノ。

6位 フェラーリ・ローマ



今、世界で一番美しくエレガントなクーペ。ゴテゴテ全盛の中で品性を選んだマラネッロに拍手。これぞ21世紀に蘇った250GTルッソ。

7位 アルピーヌA110(S含む)



走りの達成感と所有欲をちょうど良く満たしてくれるポスト・エリーゼ時代のライトウェイト・スポーツのアイコン。エンスーおじさんホイホイ。

8位 アストン・マーティンDBSスーパーレッジェーラ(ヴォランテ含む)



エレガントで気品も知性も感じさせるのに獰猛で荒々しく男臭い。それでいてセクシーでミステリアス。まるで某有名諜報部員のようなGT。

9位 ベントレー・フライングスパー(V8、W12含む)



1世紀以上に及ぶガソリン・エンジン・ベントレー・サルーンの1つの到達点。ラグジュアリーとエクスタシーが同居したシャシーが絶品。

10位 ポルシェ718ボクスター(T、S含む)



扱いやすく牧歌的なフラット4ターボは、ケイマンよりボクスターにお似合い。カジュアルなミッドシップ・スポーツの理想形。914の後継車。

11位 ポルシェ718ケイマンGTS4.0&GT4



鮮烈で快活で、どこかノスタルジックな味わいが滲み出る自然吸気3リッター・フラット6と6MTが琴線に触れる現代の「心情的ポルシェ」。

12位 ケータハム・セブン(1600、スーパースプリント、160、480すべて含む)

今、個人的にハマっているのがフォーミュラ・フォード。セブンはまさにそのFR版。それを公道で乗って楽しくないわけがないでしょう!

13位 マクラーレン720S(スパイダー含む)

派手さはないけど知的で上品でオシャレ。それでいて運動神経キレッキレのエリートみたいなスーパーカー。現代を代表する「シャシー上手」。

14位 ジャガーFタイプ(コンバーチブル、R含む)

ザ・ラスト・ピュア・エンジン・ジャガー・スポーツ!熟成に熟成を重ねた中身は、深みとコクを手に入れた上質なシングルモルトのよう。

15位 シボレー・コルベット(C8)

往年のCan-Amマシン好きからすると、大排気量OHVミッドシップってだけでグッとくる。歴史が塗り替わる瞬間に立ち会えるチャンス!

16位 ベントレー・ベンテイガ

派手な見た目と裏腹に、ジワジワと良さが伝わり飽きさせない実直さが魅力。この前乗ったW12のスピードが良かった。すごく良かった。

17位 アストン・マーティン・ヴァンティッジ(ロードスター含む)

ロードスターや7速MTの追加、ベーン・グリルの設定で魅力が倍増。マット・ベッカー・マジックのシャシーは911イーターの最右翼。

18位 モーガン・プラス・フォー

時代が変わりアルミモノコックに統一されても「モーガンであること」を守り続けた一途な姿勢に拍手。サステナブルなスポーツカー。

19位 ランドローバー・レンジローバー

そろそろモデルチェンジだが、ケレン味のない上品な佇まいは時代が変わっても色褪せない。未だ高級SUVのマイルストーンに変わりなし。

20位 アウディRS4アバント

速くて、使いやすくて、カッコ良くて、頼もしい。ちょうど良いサイズのハイパフォーマンス・ワゴンとして貴重な存在。マッチョな優等生。

文=藤原よしお(モータージャーナリスト)



(ENGINE2021年9・10月号)

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