2021.09.15

CARS

ブランドのルーツ「ウィリス」へのオマージュを込めて 大人気のジープ・ラングラー・アンリミテッドに限定モデル登場

ジープ・ラングラー・アンリミテッドに限定モデルの「ウィリス」が設定された。ラングラーのルーツであるウィルスの名を冠したモデルで、その初期に発売されたモデルの「ウィリス・オーバーランドCJ」をイメージしている。

1948年のモデルがモチーフ

モチーフは1948年に登場した「CJ-3A」。軍用ジープを生産していたウィリス・オーバーランドが開発した民間向け仕様であるシビリアン・ジープ(CJ)の発展型で、前身の「CJ-2A」をもとに快適性や走行性能を高め、現代のラングラーはもちろん、クロスカントリーSUVの基礎をも築いた。





走りはルビコン・スペック

その精神を体現するべく、駆動系にはアンチスピン・リア・ディファレンシャルや、最上位機種のルビコンと共通するダナ製のM220リア・アクスルを装備。車体下部を保護するロック・レールも備え、悪路走破性を高めている。エンジンは284ps/347Nmの3.6リッターV6だ。

基本的な装備内容はスタンダード・グレードの「アンリミテッド・スポーツ」に準じるが、ブラックのフロント・グリルと17インチ・ホイール、マットブラックのエンブレムを装着。また、ボンネットには「WILLYS」のロゴ、リア・ゲートには「4 WHEEL DRIVE」のデカールが貼られ、室内にはラバーのフロアマットが敷かれる。

販売台数は300台。今回の限定車専用色となるサージグリーンC/Cを100台、通常はルビコン専用色のスティンググレーC/Cを200台設定する。価格は568万円。







文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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