2021.12.27

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時計ファンの聖地「ISHIDA新宿」で”触れて知る”ブランドの魅力と傑作時計 vol.3 「オメガ」篇

腕時計の名店として知られる「ISHIDA新宿」が、約50もの取り扱いブランドのなかから、イチ押しのブランドとその魅力を紹介する本企画。第3回で紹介するのは、本格機械式時計の象徴的ブランドであるオメガ。長年にわたってファーストウォッチとして選ばれているのはもちろん、時計愛好家からの絶大な支持を獲得し続けている魅力を探っていく。

時代のニーズをいち早く捉えて進化させ続ける革新的ブランド

1848年、当時23歳だった時計職人ルイ・ブランが、ラ・ショー・ド・フォンに時計工房を開いたことから始まったオメガの歴史。1894年にはルイの息子であるルイ=ポールとセザールが傑作ムーブメント「19ライン」を開発。このキャリバーに対し“究極”を意味する「オメガ」と名付けたことをきっかけに、現在のブランド名が誕生する。

その後、懐中時計から腕時計の時代にシフトしてからも、オメガの突出した開発力は一層の鋭さを見せる。まだ、多くのメーカーが腕時計の防水性能を確立できていなかった1932年に、早くも防水時計「マリーン」を開発。1969年にはアポロ11号とともに「スピードマスター」が初の月面着陸を果たして“ムーンウォッチ”の称号を獲得。一方、1932年から2021年まで、実に29回もオリンピックの公式計時を担当するなど、時計に詳しくない人でもオメガの名は記憶していることだろう。


地下1階の「BEST VINTAGE」の一角で展開されているVINTAGE MUSEUM(ヴィンテージ・ミュージアム)では、貴重なヴィンテージの「スピードマスター」も並べられ、現行モデルとの違いを見比べる楽しみも。

創業以来、オメガが成し遂げてきた数々の偉業のなかでも「コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバーを多くのモデルに搭載し、他ブランドに先駆けて、優れた耐磁性能を確保したりオーバーホールの期間を伸長させたりしていることが魅力」と力説するのは、ISHIDA新宿でオメガを担当する伊藤梢さん。マスター クロノメーターとは、コーアクシャル・ムーブメントの性能を客観的に評価するために、スイス連邦計量・認定局(METAS)とオメガの共同開発によって制定されたテストで、厳格な8項目の検定基準をクリアした時計だけに与えられる称号だ。


伊藤梢さん
「マスター クロノメーターについて、特に店頭でしっかりとお伝えしているのが、オーバーホールのスパンが長いことと、磁気帯びの心配が不要であること。オメガをご存じのお客様は多いですが、実際に使うと性能が特別であることを実感できるとお話ししています」


2021年には「スピードマスター ムーンウォッチ」が手巻き式の新型キャリバー3861を搭載。いよいよマスター クロノメーター認定を取得したことで大きな話題となった。

「特に日本では大衆的なイメージを抱かれがちなオメガですが、歴史を振り返ってみると、常に世の中の動向をキャッチしていち早く新しいものを作り出している革新的なブランドであることが分かります。特に現行ではメンズコレクションの大半がマスター クロノメーター認定を受けているため、実用時計としても最高峰。しかも、こうした性能を高価格帯に限定せず、全ラインナップに展開して量産化を図り、価格を抑えている点も多くのお客様に支持されている理由だと思います」

現在、オメガは「コンステレーション」「シーマスター」「スピードマスター」「デ・ヴィル」の各コレクションで多彩なモデルを展開しているが、なかでもISHIDA新宿で人気が高いのは「シーマスター ダイバー 300M」だという。

「ファーストウォッチとして選ばれ続けているのはもちろんですが、特にマスター クロノメーター ムーブメントを搭載してからは多くの方に支持されています。映画が公開されてからは『007エディション』の人気も凄まじいですね。劇中でダニエル・クレイグが着用していることで雰囲気やコーディネートがイメージしやすいのも、購入の決め手になっているようです」


「BEST VINTAGE」では「スピードマスター」以外にも幅広くヴィンテージウォッチをラインナップ。常に人気の高いオメガだけに、幅広い年代のさまざまなモデルを数多く取扱っており、その品揃えは充実している。


2021年9月にオープンしたばかりの中古時計専門フロア「BEST VINTAGE」。同じ店舗内でヴィンテージと最新モデルの両方に触れることで、時計の温故知新が学べる。

バリエーション豊かなラインナップはキャッチーな要素も備え、しかも実用的。本格時計に求められるエレメントを全方位的にカバーするオメガは、初めて機械式時計に触れるユーザーから時計愛好家まで、幅広くファンを魅了する絶対的な存在である。「ISHIDA新宿」では、そんなオメガの辿った歴史と魅力を実際にヴィンテージウォッチと現行モデルに触れて実感できるはずだ。

開放感に溢れるうえに商品も選びやすい 1階のオメガブースで最高の1本と出合う



「ISHIDA新宿」1階のエントランスをくぐると、まず目に飛び込むのがオメガのコーナーだ。外光がたっぷりと注ぎ込まれるフロアに設置されているのは、ホワイトとナチュラルウッドを基調とした最新コンセプトのブースで、実に明るく開放感あふれる空間を作り上げている。

多彩なモデルをラインナップしているオメガだが、コレクションごとに明確にカテゴライズされた展示スタイルを導入しており、商品が選びやすくなっているのがポイント。しかも、「BEST VINTAGE」のある地下1階との往き来も容易なので、ヴィンテージやユーズドウォッチとの比較検討が行いやすいのもメリットだ。もっとも「ヴィンテージの個体によっても価格差はありますが、オーバーホールのスパンや日常的に身に着けることを考慮して、結果的に現行モデルを選ばれるお客様は多い」と伊藤さんが説明するように、やはりマスター クロノメーターの優れた実用性は多くの来店者の心を掴んでいるようだ。


ゆったりとしたディスプレイが特徴のオメガ コーナー。商品はコレクションごとに分類されているため見やすいうえに、例えば「シーマスター」のラインナップだけでもこれだけ充実していることに驚く来店客も多いという。


「シーマスター 600プロプロフ」(左)や「スピードマスター プロフェッショナル スヌーピーアワード」(中)などのレアピースと最新モデルの比較検討は、新品とヴィンテージが同じ店舗に並ぶISHIDA新宿だからこそ行える。

◇ISHIDA新宿の詳しい情報はコチラ

伊藤梢さんがオメガの魅力を強く感じる傑作モデルはコレだ!

多彩なラインナップを展開するオメガのタイムピースのなかでも、現在のブランドの魅力を凝縮しているのが、長い歴史によって培われた信頼性と革新性を両立させたモデル。ここに挙げる3モデルは、馴染み深いルックスを携えつつも進化を遂げた、実用時計の傑作である。


スピードマスター ムーンウォッチ マスター クロノメーター
「新しくなったブレスレットは、テーパード形状に加えてエンドピースが真下に落ちる仕様になり、前モデルを着けられなかった腕の細い方でも、新作であれば着けられると好評をいただいています。オススメは風防にサファイアクリスタルを採用したモデルですが、ヘサライトガラスのモデルとの違いを比べてみるのも楽しく、ディテールを変えるほどの力の入れ方に、オメガの強いこだわりが感じられます」。手巻き。ステンレススティール、ケース直径42mm、50m防水。84万7000円。


シーマスター 300
「9Kゴールドとシルバー、パラジウムを混合した新素材ブロンズゴールドをケースとベゼルに用いて、ヴィンテージライクな表情を残しつつも、オメガならではの革新性を盛り込んだユニークなモデルです。一般的なブロンズ合金のような緑青がなく、美しさを保ち続け、しかも変色がゆっくりと進むと言われているところから、今後エイジングがどのように進んでいくのかも楽しみです」。自動巻き。ブロンズゴールド、ケース直径41mm、300m防水。136万4000円。


スピードマスター クロノスコープ
「1940年代に発表されたクロノグラフ時計のデザインから着想を得つつ、最新のキャリバー9908を搭載したモデルです。手巻き式のムーブメントというのがオメガのファンにはたまらないポイントで、しかもタキメーター、テレメーター、パルスメーターをダイアルに配して、昔の実用時計の意匠を存分に楽しませてくれます。ケースは43mmですが、ラグが短いために着けやすく、大きさを感じさせません」。手巻き。ステンレススティール、ケース直径43mm、50m防水。各102万3000円。

さまざまな特典が嬉しい「OMEGA キャンペーン」が開催中!

「ISHIDA新宿」では2022年1月3日(月)から1月31日(月)まで「OMEGA キャンペーン」を開催。期間中にオメガの腕時計を購入した方全員に、ノベルティーをはじめとするさまざまな特典が用意されている。





2021年6月にリニューアルオープンした「ISHIDA新宿」。地上5つのフロアでは約50ものブランドを展開するとともに、地下1階ではヴィンテージウォッチ専門フロア「BEST VINTAGE」も展開。

『ISHIDA新宿』
住所/東京都新宿区新宿3-17-12
電話/03-5360-6800
営業時間/平日12:00~20:00、土日祝11:00~20:00 無休(年末年始を除く)
https://ishida-watch.com

文=竹石祐三 写真=岸田克法

(ENGINE WEB オリジナル)

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