2022.02.26

CARS

自動車ジャーナリストのみなさんに聞きました「これまでに出会ったクルマの中で、もっとも印象に残っている1台はなんですか?」日本車篇


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「まさに天啓を受けた瞬間」とそのクルマとの出会いを語ってくれたのは斎藤聡さん。某自動車誌のアルバイトをしながらジャーナリストを目指していた頃、スライド・コントロールが思い通りに出来ず、ドライビングの壁にぶち当たっていた斎藤さんが、タイヤ・テストで谷田部のテスト・コースを訪れた時に出会ったのが日産のS13シルビアK'Sだった。何気なく定常円旋回をしてみると、リア・タイヤがツツーとゆっくり流れ出し、自然にカウンター・ステアを当てることが出来て、初めてドリフトしながら何周も回ることできた。まさに「神が降りてきた瞬間」だった。



佐藤久実さんと日産R32スカイラインGT-R

レースが鍛えてくれたと語るのは、佐藤久実さん。ホンダ・シティでレースをしていた頃、ひょんなことから日産のR32型スカイラインGT-RでN1耐久に参戦することになる。100馬力から300馬力オーバーに、FFから四駆に、トップスピードは150km/hから280km/hオーバーにと何もかもが激変。ハンドリングはアンダーステアで、エンジンはドッカン・ターボ、初期型はブレーキが弱く、決して扱いやすいクルマではなかったけれど、少しずつ速くなってゆくのが楽しくて仕方がなかったという。



清水和夫さんと日産GC10型スカイライン

当時ポルシェ944ターボをベンチマークとし、技術的には959も視野に入れていたという、R32スカイラインの志の高さを評価しているは清水和夫さんも同じ。だが、清水さんの人生を変えたクルマはスカイラインはスカイラインでも、3代目のGC10だ。なんと免許を取って最初に乗ったのがGC10だったというから驚くが、友人からラリー観戦に誘われ一発でその虜になった清水さんは、GC10で山道やサーキットに足繁く通うようになり、ラリーに没頭したという。当時、実は清水さんはセリカのスタイルに憧れていたが、もし、セリカを買っていたら人生は違っていたかもしれないというから面白い。



クルマが人生を変えたという、まさに見本のような人たち(失礼!)のストーリー。ぜひ本篇をどうぞ!!

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文=ENGINE編集部

(ENGINEWEBオリジナル)

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