2022.03.02

CARS

トヨタ・アルファード対抗のVIP仕様登場 メルセデス・ベンツVクラスが一部改良

メルセデス・ベンツはミニバンのVクラスに一部改良を行った。エンジンの変更や装備の充実、グレードの見直しが図られている。

新技術で排気量縮小をカバー

Vクラスは全グレードに同じ直4ディーゼル・ターボを搭載しているが、従来の2.2リッターのOM651型に替えて、2.0リッターのOM654型を採用。アルミブロックに熱膨張率の異なる鋳鉄ピストンと組み合わせた新エンジンは、シリンダー内壁に摩擦低減コートを施すことで内部抵抗を減らし効率を向上。また、排ガス浄化経路の短縮やsDPF(選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)の採用することで、欧州時導入されている排出ガスの実路走行試験規制に適合する浄化性能を備える。排気量が0.2リッター小さくなったものの、出力は従来エンジンと同等の163ps/380Nmを発生。低燃費化や排出ガスのクリーン化を図りながら、これまでの動力性能を維持した。



ATが7段から9段に

また、ATのトランスミッションを従来の7段から9段へ変更。2段増えたことで変速比が拡大したメリットを活かし、エンジン回転数をより低く保つようにすることで、エネルギー効率と快適性の向上を図っている。装備面では、フロント・シートの座面長調整と、フロント・ドア下部のブランドロゴ・プロジェクターライトが全車に装備された。



VIPも納得の豪華が内装

新たに追加されたグレードは「プラチナスイート」。V220dエクスクルーシブ・ロングをベースに専用アルミ・インテリアトリムや前席ナッパレザー・シート、人工皮革ダッシュボードなどを採用。前席にはシート・ベンチレーターを内蔵する。通常の鏡面と切り替え可能なデジタル・ルームミラー、容量3.2リッターの冷蔵庫付きセンターコンソール、その後方の温冷機能付きカップホルダー、前席背面に備わる後席用テーブル、など、快適な移動を支えるアイテムが標準装着される。2列目はUSBポートや小物入れなどを備えたエクスクルーシブ・シート仕様だ。

価格は840万円から、プラチナスイートの1205万円までとなっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

PICK UP



RELATED