2022.03.04

CARS

スズキのレクサス!?が2代目に進化 高級車チャネルで販売されるバレーノがフルモデルチェンジ

スズキが新型バレーノをインドで発売した。バレーノはスズキのインドにおける子会社、マルチ・スズキが生産するBセグメント・サイズのハッチバックで、2015年の誕生以来、初の全面改良となる。

スズキで3番目に売れる人気モデル

インドでは高級モデルの販売網である「NEXA」(ネクサ)で販売されているバレーノ。先代はインド国内で累計100万台が販売され、2021年の販売台数ではスズキ車の中でワゴンRとスイフトに次ぐ3位に入った人気モデルだ。



ロング&ワイドを強調

スタイリングはフロント・グリルから左右へ広がるクロームのモールディングなどロング&ワイドを強調したデザインへと進化。サイドには特徴的なキャラクター・ラインが入り、ルーフの傾斜を強められている。また、フロントのデイライトとテールライトには3灯式のLEDを採用している。ボディ・サイズは全長3990×全幅1745×全高1500mmと、先代に対して全長は−5mm、全高は+30mm、全幅は同等とほぼ同じサイズに収めた。

インテリアはダッシュボードやドア・トリムが乗員を包み込むような造形。内装色は黒と紺の2トーンで、ステアリング・ホイールやインパネにシルバーで加飾している。後席はシート・クッションの素材と形状を見直し、後席用のエアコン送風口やUSB充電ソケットなどを設置した。



日本での販売は未定

装備面では、9インチのタッチパネルを使用し、スマートフォンとの接続機能を備えるディスプレイオーディオや瞬間燃費、車速、エンジン回転数などをフルカラーで表示するヘッドアップ・ディスプレイを導入。また、車載通信機を標準装備し、コネクテッドサービスに対応した。

エンジンは1.2リッター直4ガソリンでアイドリングストップシステムを搭載。出力は90ps/6000rpm、113Nm/4400rpm。トランスミッションは5段MTおよびシングルクラッチ式5段自動MTを組み合わせ、前輪を駆動する。

今後はアフリカや中南米、中東などへの輸出も順次開催される予定だという。なお、日本市場への導入については、現時点では言及されていない。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement