2022.03.22

CARS

ボルボC40リチャージに100万円安のエントリー・モデルを追加

ボルボのクロスオーバーEV、C40リチャージに、1モーター・前輪駆動モデルの「プラス・シングルモーター」が追加された。

2モーターから1モーターに変更

先に発売された2モーター仕様に対して、モーターをひとつに減らし、また電池の容量を小さいものに変更することで、価格を安価な設定にしている。モーター出力は231ps/330Nmで、駆動用バッテリーの容量は69kW、2モーター・モデルの408ps/660Nm、78kWと比べると電池容量は1割ほどの低減だが、出力は最高出力4割程度、最大トルクは半分まで抑えられている。欧州仕様で計測した434kmの航続距離も、2モーターの485kmから50kmほど短くなっているが、そのぶんプライスは大幅に抑えられている。



従来の2モーターも20万円安くなった

また、1モーター仕様の追加により2モーター搭載モデルの名称を「ツイン」から「アルティメット・ツインモーター」へ変更。さらに標準装着していたピクセルLEDヘッドライトをオプションとし、価格を20万円下げている。また、ノーベル賞の晩餐会で使用されるスウェーデンのガラス製品メーカー、「オレフォス」が手掛けたクリスタル・シフト・ノブや、テイラード・ウールブレンド・シートなどを装備する仕様を追加設定した。



そのほか、両モデル共通の仕様として、ボディ同色のルーフ・ピラーとルーフ・スポイラーを新規採用。また、ボディ・カラーにはオニキスブラックメタリックが追加された。

価格はプラス・シングルモーターが599万円、アルティメット・ツインモーターが699万円。新仕様車の販売は4月21日にオンラインストアで開始。納車は秋以降となる予定だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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