2022.05.10

CARS

最新だろうとミニはやっぱりミニ! ミニ・クーパーS 3ドアに5人のモータージャーナリストが乗った!【2022年エンジン輸入車大試乗会】

ミニ・クーパーS 3ドア

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2022年上半期の注目モデル34台を大磯プリンスホテルの大駐車場に集め、38人のモータージャーナリストがイッキ乗りした恒例の大型企画、エンジン大試乗会。2度目のマイナーチェンジで特徴的な黒ブチグリルが付いたミニ・クーパーS・3ドアには、藤野太一、小沢コージ、菰田 潔、清水草一、斎藤 聡の5人のジャーナリストが試乗した。

前後バンパーやマフラーなどを意匠変更

前回、はじめてのマイナーチェンジで登場したユニオン・ジャックを模したテール・ランプのデザインは変わっていないが、2回目のマイナーチェンジではリア・バンパーやマフラーなど細かく手が加えられている。日本仕様のミニ3ドアはワン、クーパー、クーパーSおよびジョン・クーパー・ワークスの4モデルで、クーパーおよびクーパーSはガソリン・エンジンだけでなく欧州市場ではもう設定のないディーゼル・エンジンも選択可能。全長×全幅×全高=3880×1725×1430mm。ホイールベース=2495mm。クーパーSの2リッター直4ターボ・ユニットは192ps/280Nmを発揮し、デュアルクラッチ式7段自動MTを介して前輪を駆動する。車両本体価格=397万円。




最新ADASが付いてもゴーカート・フィールは健在/藤野太一


この3世代目ミニが発表されたのは2013年だから、もう9年になる。本来ミニは3ドアを基本とするが、実用性を高めたドア数の多い派生車種が登場し、いまや車型は5つ、モデル数は30つ近くにものぼる。そうした中、街で見かける3ドアの存在感が少し希薄になってきたなと思いきや、昨年のマイナーチェンジできっちりアップデイトしてきた。伝統的な六角形のフロント・グリルを大型化し、バンパー中央部分が従来のブラックからボディ同色へと変更されたことで、どこかカールおじさんのようにも見える。内装では丸いアナログ・タイプだったメーター類が今どきのディスプレイ・パネルに。それに伴い、アプリなどと連携するコネクト機能やストップ&ゴー付きACCなどのADAS系も進化した。乗り味はゴーカート・フィール健在。クーパーSというスポーツグレードだけあって、速いし足はそれなりに硬い。けれども剛性の高い3ドアのボディがそれをしっかり受け止める。改めて全長4m以下の現代の基準ではコンパクトな3ドア・ボディをじっくり眺めて見ると、これぞ正当後継車と感じる。

先行したジョン・クーパー・ワークスGP同様、ドライバー正面のメーターが丸形のアナログ・メーターから薄型の液晶ディスプレイに。細かな所ではステアリング・ホイールや空調吹出口なども新デザインに切り替わっている。

いつ乗っても間違いない、ミニらしさ/小沢コージ

ある意味フィアット500とは対照的。常に新しい技術をぶち込んで、見事に最新技術とミニらしさを同時にキープする。その代表格がこのミニ・クーパーSだ。

BMWミニとして3代目になり、2021年半ばに2度目のマイナーチェンジを敢行。ただし基本的なボディ骨格やエンジンは変わらない。とはいえストップ&ゴー機能を盛り込んだアダプティブ・クルーズ・コントロールやレーン・デパーチャー・ウォーニングなどの安全機能が強化されたほか、新しいスマホアプリ「MINIApp」が使用可能なMINIコネクテッドを全車に標準装備に。そして、外観も程よくパワーアップ。フロント・グリルが大型化し、まるでカールおじさんのような黒ブチが付き、内部を通るバンパー部がボディ同色化。見え方がワイルドでオシャレだ。またフォグランプがあった位置に空力に効くエア・カーテンも用意。だがなにより安心かつ嬉しくなるのは、192psの2リッター・ターボが生み出すパワーと、BMW的かつミニらしいハンドリング。カッチリ感、しっとり感、スポーティ感。いつ乗っても間違いナシ! 安心して購入して欲しい。


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