2022.04.26

CARS

【発売中!】ENGINE6月号『フランス車の「天国」と「地獄」』

【巻頭特集】
実用の中に遊びがあり、愛情を注げば無限の楽しさが得られる。
フランス車の「天国」と「地獄」

「農夫ふたりが乗り、ジャガイモ50kgかワイン樽1個を積んで、時速60kmで走ることができ、道が悪くても乗り心地は極上で、耕した後の畑を走った時にも、カゴに入れたタマゴがひとつも割れないようなクルマを開発せよ」。

1936年、時のシトロエン社長、ピエール・ブーランジェが発した号令に対して、天才技術者のアンドレ・ルフェーブルが出した答えが、1948年のパリ・モーターショーでデビューを飾ったシトロエン2CV(ドゥー・シー・ヴォー)だった。

運転に慣れない農夫にも操縦しやすい前輪駆動を採用し、荒れた路面も快適に走れるストロークたっぷりの脚を持ち、ベンチシートにはね上げ式の窓と山高帽が邪魔にならない幌屋根で装った「車輪が4つついたコウモリ傘」は、その後、世界で700万台弱を売るベストセラー・カーとなったのだ。今月は、実用の中に遊びがあり、たとえ壊れても愛情を注げば無限の楽しさが得られる、そんなフランス車の魅力が今も昔も変わらないことを検証する特集を組んだ。




▶試乗篇
#01 DS9、プジョー508W、シトロエンC5エアクロスSUV 最新フランス高級車乗り比べ
#02 飯田裕子さん+佐藤久実さん+吉田由美さん フランスのクロスオーバー3台をめぐる座談会
#03 シトロエン、ルノー、プジョー3ブランドの商用車に乗る
#04 小さなフランス車、プジョー208GT&ルノー・トゥインゴ
#05 アルピーヌ・オーナーとルノー・スポール・オーナー、かく語りき。
#06 シトロエンを愛するミュージシャン、長岡亮介さんが最新のDSの乗る!

▶オーナー篇
#01 親子で3台のシトロエン2CVとルノー5アルピーヌ・ターボなど、フランス車の魅力を謳歌する、石野悟さん、直樹さん
#02 シトロエンSMで撮影現場に行くスタイリスト、上野健太郎さん
#03 シトロエン・ミーティングで聞いた「天国」と「地獄」体験
#04 シトロエンGSに乗るジャーナリスト、森口将之さん
#05 内外装傷だらけな上に、走行16万km近いシトロエン・エグザンティアを入手した本誌編集部員
#特別寄稿 フランス車といえばこの人、ENGINE前編集長のスズキさん登場!

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