【巻頭特集】
実用の中に遊びがあり、愛情を注げば無限の楽しさが得られる。
フランス車の「天国」と「地獄」
「農夫ふたりが乗り、ジャガイモ50kgかワイン樽1個を積んで、時速60kmで走ることができ、道が悪くても乗り心地は極上で、耕した後の畑を走った時にも、カゴに入れたタマゴがひとつも割れないようなクルマを開発せよ」。
1936年、時のシトロエン社長、ピエール・ブーランジェが発した号令に対して、天才技術者のアンドレ・ルフェーブルが出した答えが、1948年のパリ・モーターショーでデビューを飾ったシトロエン2CV(ドゥー・シー・ヴォー)だった。
運転に慣れない農夫にも操縦しやすい前輪駆動を採用し、荒れた路面も快適に走れるストロークたっぷりの脚を持ち、ベンチシートにはね上げ式の窓と山高帽が邪魔にならない幌屋根で装った「車輪が4つついたコウモリ傘」は、その後、世界で700万台弱を売るベストセラー・カーとなったのだ。今月は、実用の中に遊びがあり、たとえ壊れても愛情を注げば無限の楽しさが得られる、そんなフランス車の魅力が今も昔も変わらないことを検証する特集を組んだ。
▶試乗篇
#01 DS9、プジョー508W、シトロエンC5エアクロスSUV 最新フランス高級車乗り比べ
#02 飯田裕子さん+佐藤久実さん+吉田由美さん フランスのクロスオーバー3台をめぐる座談会
#03 シトロエン、ルノー、プジョー3ブランドの商用車に乗る
#04 小さなフランス車、プジョー208GT&ルノー・トゥインゴ
#05 アルピーヌ・オーナーとルノー・スポール・オーナー、かく語りき。
#06 シトロエンを愛するミュージシャン、長岡亮介さんが最新のDSの乗る!
▶オーナー篇
#01 親子で3台のシトロエン2CVとルノー5アルピーヌ・ターボなど、フランス車の魅力を謳歌する、石野悟さん、直樹さん
#02 シトロエンSMで撮影現場に行くスタイリスト、上野健太郎さん
#03 シトロエン・ミーティングで聞いた「天国」と「地獄」体験
#04 シトロエンGSに乗るジャーナリスト、森口将之さん
#05 内外装傷だらけな上に、走行16万km近いシトロエン・エグザンティアを入手した本誌編集部員
#特別寄稿 フランス車といえばこの人、ENGINE前編集長のスズキさん登場!
▶▶▶ENGINE最新号はこちらからお求めいただけます
【ENGINE ROAD TEST SPECIAL】
マセラティ新時代の幕開けを飾るMC20に国内初試乗!
『見た目どおりの古典的スポーツカーだ。』
【ENGINE WATCH CLUB】
2022年新作速報、第2弾! ダイヤルにケース、そしてストラップも色鮮やかに。
『カラフル・ウォッチの時代がやってきた!』
【ENGINE DRIVING STYLE】
独自のスタイルを持つフレンチ・アイテムの名品&新定番

【人気連載】
わが人生のクルマのクルマ。第16回『八木沼純子さん(スポーツコメンテーター)×BMW 320i』
▶▶▶ENGINE最新号はこちらからお求めいただけます
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
PR | 2025.11.27
CARS
カングー乗りの人間国宝、林曉さん 漆工芸とカングーには、いったいど…
PR | 2025.11.26
CARS
人生初のテールスライドに大興奮!GRとエンジンがコラボした新・運転…
2025.11.22
CARS
26歳で最愛のクルマに出会い、そのまま維持し続けている 新車で手に…
2025.11.27
CARS
これが正真正銘、最後の“おかわり”だ! 現行アルピーヌA110の日…
2025.11.09
LIFESTYLE
この写真の芝生広場は何だと思いますか? これが住宅だと聞いてびっく…
2025.11.23
CARS
「プレリュードに乗っていなかったら、違う人生になっていた」 3代目…
advertisement
2025.11.22
26歳で最愛のクルマに出会い、そのまま維持し続けている 新車で手に入れた2代目マツダ・サバンナRX-7で今も毎日通勤
2025.11.21
もはや神!と藤島知子(自動車評論家)が絶賛!20台のランキング1位に選んだ今乗りたいクルマはこれ
2025.11.23
「プレリュードに乗っていなかったら、違う人生になっていた」 3代目ホンダ・プレリュードを新車で購入し、30余年後の今も愛用し続ける
2025.11.19
【もうすぐ納車】買っちゃいました!エンジン編集長の永野正雄が1位に選んだのは自ら購入したこのクルマだ
2025.11.17
これ1台あれば他に何もいらない!竹花寿実(自動車評論家)が1位に選んだ素晴らしいハンドリングのサルーンとは