2022.04.18

CARS

俳優の田中哲司さんの愛車はちょっと古いスカイライン! 35歳で初めて買ったクルマもなんとハコスカだった!!

日産スカイライン2000GT-R

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クルマ好きのゲストを迎え、「これまでに出会ったクルマの中で、人生を変えるような衝撃をもたらしてくれた1台」を聞くシリーズ。今回は、名バイプレイヤーとして映画やテレビ・ドラマで活躍する田中哲司さんにご登場いただいた。いつも説得力のある演技で見る者を惹きつけている。刑事や記者などの役柄でクールな印象がある田中さんだったが、ハコスカの前では男の子でした。

全身からクルマ愛が溢れている!

「自分のクルマをこうしてゆっくり撮影できる機会はなかなかないので新鮮な気分です」

撮影のためにカメラマンが照明機材などのセッティングを行っている間、自分が乗ってきた日産スカイライン2000GT-Rをスマホで撮り続けている。純白のGT-Rは3代目の日産スカイライン、通称ハコスカGT-Rである。フロント側そしてリア側へと、まるで嘗め尽くすようにスマホをクルマへ向ける。全身からクルマ愛があふれ出ているのは、俳優の田中哲司さんだ。本当に嬉しそうにシャッターを押している。

私がテレビや映画で見た田中さんは、眼光鋭い刑事や国家安全保障局に勤めるクールなGメンといった役柄が多かったので、ニコニコしながらシャッターを押し続ける姿は微笑ましく感じられた。

三重県鈴鹿市出身の田中さんは、高校卒業後に自動2輪の免許を取ってバイクにのめり込んだ。

「近しい場所にホンダの工場や鈴鹿サーキットがあったんです。最初に買ったのは、ホンダCBR400です。次はヤマハTZR250です。ヤマハSR400へと乗り継いだんですけど、SR400は2回も盗難にあいまして、心が折れました」



クルマの免許を取ったのは24歳のとき。

「教習所に通うお金がなくて、一発試験を狙いました。当時は教習所がクルマ持ち込みの貸しコースというのをやっていたんです。そこで練習しました。鈴鹿で仮免許を取り、東京で路上試験を受けました」

バイクに乗っているときから、クルマに乗るんだったら、ハコスカ以外は考えられないと思っていた。

「小さい頃に見ていた憧れのクルマなんです。街で見かけた悪めなお兄さんが乗っているクルマがハコスカだったんです。ちょっと車高を下げたりして(笑)。カッコイイなあと思ってました。当時は一所懸命、プラモデルを作りましたね」

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