2022.05.06

CARS

エンジン編集部のちょっと古いポルシェ911、問題発見!? 大事なのは日々の整備!!【ポルシェ911カレラ4S(996型)長期リポート ♯52】

エンジン編集部の長期リポート79号車/ポルシェ911カレラ4S(996型)

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エンジン編集部のちょっと古いポルシェ、996型の911カレラ4Sの長期リポート。今回は定期的なオイル交換と、昨年秋にウィンカースイッチを制御するコンタクトキャリアを修理してもらって以来、ずっと気になっていたステアリングを操作した際に発生するキーキー音の原因を診てもらうために、ポルシェセンター調布に入庫した。

オイル交換とブーツの修理をしました。

音の問題はコンタクトキャリアの取付位置調整によって簡単に解決したが、ついでに全体を点検してもらったところ、右側フロントのドライブシャフトのタイヤ側ブーツからグリース漏れが発生していることが発覚。ブーツが破れていたわけではないが、付け根の部分が経年劣化により硬化して、そこから漏れ出したグリースが周囲に飛び散っていたという。79号車は4輪駆動のカレラ4Sなので、後輪駆動のカレラよりも、フロントのブーツに負担がかかる。とはいえ、劣化を発見したら、すぐに修理すれば何の問題もない。ブーツとクリップ、それにグリースなどのパーツ代が約2万5000円。フロント・ドライブ・シャフトの脱着とブーツ交換の工賃が約2万7000円で、計5万2000円ほどかかった。それにオイル交換一式が約4万8000円。それなりの出費となったが、出庫した79号車に乗り、ステアリングからキーキー音が出なくなるとともに、心なしか全体がスムーズになったような気がする走りを味わったら、いっぺんに気分が晴れた。

文=村上政(ENGINE編集長)



■79号車/ポルシェ911カレラ4S(996型)
PORSCHE 911 CARRERA 4S
購入価格(新車時) 340万円(1244万2500円)
導入時期 2017年4月
走行距離(購入後) 11万7506km(3万5121km)

(ENGINE2022年6月号)

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