2022.07.06

CARS

トランスミッションのオーバーホールは40万円ぐらいかかるらしい!? 【メルセデス・ベンツ300TE(1992)長期リポート #130】

エンジン編集部長期リポート44号車/メルセデス・ベンツ300TE(1992)

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雑誌『エンジン』に掲載された編集部の長期リポートの44号車、メルセデス・ベンツ300TE(1992年型)の過去13年間分の記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。今回は走行距離が30万3270kmの2020年2月号のリポートです。

編集部に来てから12年目に入りました  小トラブルは創意工夫で!


担当者の引っ越しにともない、ひと月の走行距離が前の5分の1になった44号車。

それ以来、走行に変調の兆しはまっくないけれど、経年劣化によるトラブルがありました 。

今月の走行距離は440km。9月に30万km走行突破記念イベントをやってから、一度も遠出をしていない。都内ばかりをチョコチョコと走っている。担当者が都内に引っ越し、ひと月の走行距離が激減した2019年5月から、走行に関わるトラブルは一度も発生していない。走行距離というのは、各部品の消耗に直接影響しているのだという当たり前のことを実感している。2019年5月までは、出勤および帰宅途中に首都高速の渋滞があったというのも、クルマに大きな負荷をかけていたように思う。特に夏は猛暑の中を1時間以上渋滞のなかにいることがあって、ハラハラ・ドキドキしながら過ごしたものだった。

都心の一般道路を片道10km走るという現在の通勤で、悪化したのは燃費ぐらいだ。高速道路を使っていたときは、8km/gを超えるときもあったが、いまは6km/gほどである。また、信号によリストップ&ゴーも増えたので、トランスミッションが心配だ。そんな折り、9月のイベントに参加してくれた1さんから“うちのE280ワゴン(1996)から変なウナリ音がして、工場へ持って行ったら、トランスミッションのオーバーホールと言われました”というメールをいただいた。トランスミッションのオーバーホールは40万円ぐらいかかるという。

44号車はいままで一度もトランスミッションのオーバーホールをしていないと返事をしたら、走行30万kmでそれは奇跡だというレスをいただいた。しかし、今月は経年劣化による小さなトラブルが発生した。

サンバイザーが外れた

助手席側のサンバイザーがある日、天井から外れた。2つあるプラスチック製の留め具のひとつが朽ちてしまったのである。とりあえず、編集部にあったゼム・クリップを使って、サンバイザーの機能を取り戻すことに成功した。また、2009年秋に装培したカーナビが故障した。これにはスマホ・アプリで対応した。壊れたカーナビのモニター画面を外し、エアコンに残った装糟用ステーにシリコンの両面テープを貼り、そこにiphoneを固定している。通販で買ったシリコンの両面テープは強力な接糟力で、スマホをきちんと固定するにもかかわらず、外すときはノリが残らず、繰り返し使っても粘若力が落ちないから便利だ。どうすることもできないのは、外板の劣化である。青空駐車だったときのダメージが広がっている。ボンネット同様、いつか再塗装が必要になるだろう。そして、来月は車検だ。困ったことにならないように祈るばかりである。

文=荒井寿彦(ENGINE編集部)写真=茂呂幸正

■44号車/メルセデス・ベンツ300TE(1992)
Mercedes-Benz 300TE(1992)
購入価格 168万円
導入時期 2008年9月
走行距離 30万3270km

(ENGINE2020年2月号)


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