2022.07.23

CARS

Gクラスより高い希少性が人気の秘密か!? 最初の400台があっという間に完売したジープ・グラディエーター

ジープ・グラディエーター・ルビコン

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2018年のロサンジェルス・ショーで発表され、日本でも遅ればせながら昨年から正式輸入が開始されたジープ・グラディエーターに、初めて乗る機会を得た。エンジン編集部のムラカミがリポートする。

5.6mの巨体でも売れに売れている

いま、日本でジープが売れに売れているのだという、新車も中古も。広報担当者氏の話を聞いてビックリしたのは、新車を手に入れようと思ったら何カ月も待たなければならないのはともかくとして、手に入れてしまえば、3年後の価格残存率は98%というのだから、もうほとんどタダで3年乗れてしまうようなものだ。



その人気のジープに、またしても新たな人気者が加わった。いかにもアメリカンな姿をしたピックアップトラックのグラディエーター。2018年のロサンジェルス・モーターショーで発表された時には、日本導入の予定はまったくなかったという。

それもそのはず、日本では貨物自動車の1ナンバーを付けなければならない、剥き出しの荷台を持った全長5600mm、ホイールベース3490mmの巨大なクルマである。世田谷区あたりの住宅街に迷い込んだら、きっと曲がるのにも苦労するだろう。

ところがその後、並行輸入車が都内の青山・表参道あたりを走り始めて注目を集め、顧客からディーラーに問い合わせが相次いだのだとか。で、昨年11月から正規輸入されることになり、まず400台弱を用意して車両本体価格770万円で受注を開始したところ、3カ月で完売。今年2月から810万円に値上げしても月30台程度が売れ続け、6月からは840万円の値札を付けている。



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