2022.08.15

CARS

いま買うなら、これでしょう! 自動車評論家の国沢光宏が選ぶ550万円以下のひと味違うクルマ20台!!【後篇】

自動車評論家の国沢光宏が選ぶ550万円以下の今が買いのクルマ20台!!

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アンダー550万円の“ひと味違う”クルマ選びと題して、価格に見合った、あるいは価格を超える価値あるクルマを自動車評論家、国沢光宏がこれぞ! と選んだ20台のリストを公開する。クルマ好きのライフスタイルにピッタリ来るクルマがきっとあるはず! 今回はその後篇。前篇で選んだイチ押しの2台を含む8台に続いて一気に12台を紹介する。

◆自動車評論家の国沢光宏が選ぶ550万円以下のひと味違うクルマ20台【前篇】から読む!

燃料代が気にならない 337.4万円〜 トヨタRAV4 ハイブリッド

アウトランダーPHEVと並び、家に充電環境があるなら最高のチョイスだと思っている。実際、70~80kmくらいまでの距離ならガソリン代の高騰など気にならない電気自動車として使えてしまう。私の読者に何人か乗っている方がいるけれど、2カ月に1度くらいしかガソリンを入れないというケースも多い。アウトランダーPHEVと比べた時の差は、圧倒的な動力性能。0~100km/h加速6秒は、そこらのスポーティーカーを蹴散らすほど。



ドイツ車よりお買い得! 455.8万円 シトロエンC5エアクロス

177ps/400Nmを発生する2リッター・ディーゼル搭載のCセグSUVながら、ADASやハーフレザー・シート、パワー・シート、スマホとテザリング出来る8インチ液晶などほぼフル装備で455万8000円! VWに代表されるドイツ勢より圧倒的にお買い得感が高い。しかも安心の8段AT。ステランティスのディーゼルSUVはどれも魅力タップリだと思う。最近主流になってきた電動化車両の信頼性に不安を感じるならディーゼルがおすすめだ。



環境性能と実用性のバランスがいい 462.1万円〜 三菱アウトランダーPHEV

RAV4 PHVと並び現時点で環境性能と実用性のバランスが世界一優れたクルマだと思う。なにしろ1日の移動距離70~80kmまでなら快適&静かな電気自動車として使える。それ以上走る時は自動的にハイブリッド・モードになるため、普通のガソリン車より燃費が良く、当然ながら電気自動車のような「電欠」の心配だってない。RAV4 PHVとの差は「上質さ」となる。アウトランダーPHEVの方がしっとりした乗り心地です。



小さな高級車 408.4万円〜 DS 3 クロスバック

今やほとんど存在しなくなった「小さな高級車」がDS3クロスバックである。Bセグのボディにコテコテのインテリアを与えた。パワーユニットはチョイ乗りがメインなら1200ccガソリン・ターボ。長距離を乗るならディーゼルをすすめておく。ここにきて輸入車も電動化車両や電気自動車が増えてきたものの、信頼性という点でイマイチ心配。保証期間過ぎてインバーターやバッテリーのトラブル出たら大出費になってしまう。エンジン車なら安心です。



セカンド・カーの筆頭! 262.4万円〜 マツダ・ロードスター

2シーター・オープンとあって1台目としてのクルマは厳しいと思う。セカンド・カーとして休日用に考えているなら文句無し! 1500ccエンジンのため自動車税は年額3万4500円と手頃。それでいてスポーツカーとオープンカーという2つの魅力を持っている。当然ながら純エンジン車が絶版となれば希少価値急上昇。クルマ好きからすれば邪道に思えるかもしれないけれど何より家計に優しい。置く場所が確保出来るならぜひ!

コーナリングする白の個体が新たに追加された特別仕様車の990S。

リーズナブル! 500万円〜 ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ

ボルボXC60やBMW X3といった人気DセグSUVながら、500万円スタートという戦略的な価格設定をしている。クルマを見るとランドローバーの雰囲気をしっかり持っており、それでいてリーズナブル。今でもディーゼル・エンジン+9段AT車を選べるという点も嬉しい。あまり広報宣伝活動が上手じゃないため販売台数や話題性は伸び悩む。この価格帯でSUVを考えているならぜひともショッピング・リストに入れておきたい。



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